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マッチングアプリ、本当に若者が使ってるのは?データ分析で意外な結果が…

暮らし

 マッチングアプリ、あなたのスマホにも入っているでしょうか。

 男性会員は月3000~4000円と飲み会1回分くらいの出費ですが、どのくらい活用し、出会えているのか? せっかくなら費用的にも時間的にも効率よく出会いたいですが、アプリ提供元が発表するユーザー数だけだと、そのアプリにおける自分のポジションや勝率はなかなかわかりません

デート 男女

※画像はイメージです

 今回は、ネット上の行動ログを提供する株式会社ヴァリューズ協力のもと、20~30代の若者の利用ユーザーが多いスマホマッチングアプリや、主要マッチングアプリ別のユーザー属性を調査しました。

出会いの場として定着するアプリ

 マッチングできる代表的なアプリには、日本の人口にあたる、延べ約5600万カップルをマッチングしてきたという「Pairs」、グルメやスポーツ観戦などの趣味から合いそうな相手を提案してくれる「タップル誕生」などがあります。

 ユーザー属性を20~30代に絞って直近2年間の推移で見ると、どのマッチングアプリもほぼ右肩上がりでユーザー増。マッチングアプリはいまや出会いの重要ツールとして定着しているようです。

マッチングアプリ

20~30代のユーザー数上位アプリ

 同じく20~30代に絞った2018年5月データによると、「Pairs」が、アプリユーザー数(インストールしているユーザー)でも、利用ユーザー数(起動ユーザー)でもダントツ1位。5年間で累計会員700万人は伊達じゃなさそうです。

 20万人ほど少ないものの「タップル誕生」が2位で、次いで「ハッピーメール」、「with」、「Omiai」と続きます。10位の「ゼクシィ恋結び」でも10万人弱のユーザーが利用しています。

 が、ちょっと待って。3位の「ハッピーメール」は、実際にアプリを起動する利用ユーザー数で見ると、4位「with」や5位「Omiai」よりも少ないです……。月会費ではなくプリペイド型のポイント式のため、必要なときだけ使いたいユーザーが中心なのかもしれません。

 6位「Yahoo! パートナー」も同様に、アプリユーザーに対して利用ユーザーの少なさが目立ちます。

マッチングアプリ

20~30代ユーザーが多い「出会い」カテゴリーのマッチングアプリ

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