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コロナ疑惑の記者がPCR検査を初受診「拷問を受けているよう」

暮らし

 夏場以降の第二波がようやく沈静化しつつある新型コロナ。とはいえ、東京では依然として連日多数の感染者を出しており、楽観視できる状況ではありません。そんな中、ライターである私、トシタカマサも「コロナ感染の疑いあり」と保健所の方に大きな病院に連れて来られ、PCR検査を受けることになってしまったんです。

コロナ

画像はイメージです(以下同じ)

突然襲った胸の痛みと息苦しさ

 私が体調不良を感じたのは8月下旬のこと。このとき取材で四国に滞在していたのですが、その日は午後3時過ぎといつもより早めにホテルへチェックイン。少し仮眠を取ろうとベッドに横になったのですが、夕方に目が覚めるとみぞおち付近を軽く押されるような痛みを感じたのです

 その影響なのか少し息苦しさを感じ、さらに首にも痛みが。ただし、うつ伏せの姿勢で寝てしまったこともあって、むち打ちのような痛みだと解釈し、一旦放置しました。

 しかし、翌日も体調不良は続きます。前日のようなみぞおちの痛みと息苦しさは続き、食欲もまったくなくホテルの朝食も残してしまいます。部屋に戻ると視界がグルグル回って貧血のような症状に。そこでホテルから徒歩数分の場所にあるドラッグストアに鉄分のサプリとゼリー飲料を買いに行きました。目と鼻の先にあるのにものすごく遠く感じました

身に覚えが全くないのに…

ホテル

 幸いホテルは連泊だったため、この日は予定をキャンセルしてホテルで休息。翌日には体調がある程度回復したため、取材を再開します。

 首の痛みは薄れても息苦しさは相変わらずで、以前のような早歩きはできません。四国へは旅関係や鉄道の取材で訪れていたのですが、このときはアポイントを取って誰かに会うような内容ではなく半分旅行のようなノリの取材です。

 とはいえ自粛ムードの強い時期だったため、飲食店への出入りは極力控え、夜はホテルの部屋で食べるようにしていました。

 しかも、四国取材に行く半月前からは友人や仕事関係の会食は一切なく、ライブハウスのような場所への出入りもなし。取材もこの時期は電話やオンラインでしていたこと、さらに独り暮らしだったので誰かと濃厚接触をした覚えもまったくありませんでした

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