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「なんだよ偉そうに」と泥酔して大騒ぎ。大学生の“ペンション合宿”は意外な結末に

コラム

 企業が優秀な学生にアプローチするために行う「学生インターン」。学生にとっては貴重な就業体験の機会ですが、なかには双方にとって“不幸なマッチング”が生まれてしまうことも……。「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった職場のモンスター大学生」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2019年9月7日、情報は掲載当時のものです)。

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 大学サークルの合宿や旅行となれば、夜は飲み会で大はしゃぎというのがお決まりのコース。本人はそれでいいのでしょうけど、困るのはほかの宿泊者。バカ騒ぎする声などの騒音が深夜まで聞こえるのは本当にいい迷惑です。

パーティ

※画像はイメージです(以下同じ)

「叔父がペンションを経営していて、夏休みと冬休みに期間限定でバイトしていたんです。当時は私も大学生でしたし、つい騒ぎたくなる気持ちはわかるんです。それでも程度ってあるじゃないですか」

 そう話すのは、旅行代理店に勤める原島陽平さん(仮名・26歳)。今でもハッキリを覚えているのは、5年前の夏休みに泊まりに来た首都圏の某私立大学のサークル。騒音に加え、悪態をついてほかの宿泊者とトラブルを起こして大変だったといいます。

深夜のペンションで大騒ぎ!

「そのサークルは合宿で毎年泊りに来てくれていた常連でした。でも、前の年まではそこまで騒ぐこともなく、ほかのお客さんからの苦情もありませんでした。その年もチェックインのときはオーナーや私たち従業員に全員で挨拶してくれましたし、夕食は共用のダイニングでほかの宿泊者さんたちと一緒に食べていましたが、そのときも静かに食べていました。でも、問題はその日の深夜でした」

 彼らは夕食後に近くの墓地で肝試しを行い、戻ってきてから入浴。その後、1つの部屋に集まり酒盛りを始めます。

はじめは普通に楽しく飲んでいたみたいですが、徐々に大きな笑い声や叫び声などが聞こえるようになってきました。だから、私やほかの従業員が彼らの集まっている部屋に行って、もう少し声のトーンを落としてもらうようにお願いしたんです。

 そのたびにサークルの代表の人が『すみません』と謝って一瞬静かになるんですけど、少し経つとまた騒いでの繰り返し。ほかの宿泊者の方からも『あの大学生たちを静かにさせろ!』との苦情も入り、ついにはお客さんが直接彼らに注意しに行ってしまい、大学生との間で小競り合いまで起きてしまいました」

ほかの宿泊者に注意されて逆ギレ

騒音 ホテル

 原島さんからの連絡を受けて自宅から駆け付けたオーナーである叔父が仲裁に入り、大学生たちを厳しく注意。代表がお客さんとペンションのスタッフに何度も謝り、この日のサークルの飲み会はこれでお開きになったそうです。

 しかし、懲りない彼らは2日目の晩もドンチャン騒ぎを始めます。

「この晩、叔父が地域の会合に出かけてしまい、自分たちだけでなんとかしなければなりませんでした。前日の一件で気づいたのですけど、酒癖の悪いメンバーが数人いて彼らが中心となって騒いでいるようでした。彼らは私が大学生のアルバイトだと知っていたので完全に舐めた様子で、酒の臭いをプンプンさせながら『バイトのくせに客にそんな態度取っていいの?』なんて言ってくる始末でした。サークル代表もおとなしそうな人で誰も言うことを聞いていないって感じで、収集がつかない状況になっていました」

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