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コロナ疑惑の記者がPCR検査を初受診「拷問を受けているよう」

暮らし

コロナの症状にほとんど該当せず?

 それでも息苦しさはコロナの症状のひとつでもあったため、心配になって自治体の相談窓口に問い合わせます。症状やそれまでの行動について細かく質問されましたが、「あくまで今話を聞いた限りですが、コロナの可能性は低そうに思います」とのことでした。

 確かに、体温はずっと平熱で味覚や嗅覚の異常もなし。ネットでセルフチェックを行っても当てはまる項目がほとんどなかったため、違う原因かなと考えるようになっていました。

 結局、四国には当初の予定どおり1週間ほど滞在し、9月に入って帰京。四国では息苦しさを感じながらも毎日4~5キロメートル歩いていましたが、このころになると体調はさらに悪化。以前よりも息苦しさはひどくなっており、それだけではなくお腹のあたりもすごく張っていました

短い距離も歩けなくなってしまう

肥満

 もともと私は体重90キロ台半ばの肥満体型でしたが、いつもなら腹筋に力を入れればお腹を引っ込ませることができました。でも、このときはそれすらできなくなっていたのです。

 本当ならこの時点で病院に行くべきだったと反省していますが、私はもともと病院嫌い。この10数年で通ったのは皮膚科の1回だけです。

 しかも、このときは某地方都市での次の取材を控えており、東京には2日いただけで離れてしまいます。私は数年前からこの地方都市と東京の二拠点生活を送っていました。そのため、もうひとつの拠点に向かう、軽いつもり移動したのですが体調は日を追うごとに悪化
 ついには短い距離を歩くのでさえツラい状態に。飛行機到着後、機内から降りて空港ターミナルを歩く際も後から来たお年寄りの方にも抜かれている状態で、100~200メートル歩いては休むの繰り返しでした

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