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ボロ戸建てを買って最高利回り672%も。不動産系YouTuberの投資術

暮らし

 コロナ禍で住まいや暮らしの課題が浮き彫りになり、“移住”がホットワードになる昨今。「LIFULL HOME’S」が発表した「コロナ禍での問合せ増加率ランキング」の首都圏版では、1位に八街(八街市)、2位に姉ケ崎(市原市)、3位に大網(大網白里市)と、千葉県の駅が上位を独占した。そんな注目度ナンバーワンの千葉移住の魅力に迫る!

千葉移住

エリック氏の所有する袖ケ浦市の家

中古物件天国でボロ戸建てをDIYしまくれ

「千葉は資材なども豊富な大型のホームセンター天国。DIYをするにはうってつけの環境です」

 そう語るのは、千葉県を中心に無借金で10軒の戸建てを所有し、最高672%という驚異の利回りを実現している不動産YouTuberのエリック氏@eric7blog)。“ボロ戸建てファイター”として、SNSでDIYの様子も発信しているが、そのほとんどが千葉の物件だ。

「首都圏郊外には空き家がたくさんあるのですが、なかでも千葉の田舎には激安物件がゴロゴロしています。袖ケ浦市にある家は、99万円で購入したもの。自分でも笑っちゃうレベルの最低限のリノベしか施していませんが、月額6万5000円で無事貸し出すことが決まりました。利回りは79%。リモートワーク全盛の今、不動産投資先としても最強になりつつあります」

素人目にも不安になる仕上がりでも…

千葉移住

富津海岸そばのエリック氏所有の戸建ては、なんと5万円で購入。土間にバスタブと洗濯機もある衝撃の間取りでDIY欲を掻き立てる

 実際に物件に案内してもらうと、確かにフロアの端の処理など素人目にも不安になる仕上がりだ。しかし、エリック氏はあくまでもポジティブにポイントを語る。

「雨漏り跡の染みがひどかった2階の部屋の天井には、濃い紺色のペンキを塗りました。白いペンキだと二度塗りしなければならないので時間がかかってしまう。濃い色の一度塗りなら、かなりの時短になります。意外と落ち着いた雰囲気に仕上がって満足しています」

 なかにはゴミ屋敷のような中古戸建ても。貸し出すレベルにまでするには、どの程度費用がかかるのか。

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