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100回お見合いした私がドン引きした「男のモテない言い訳」4つ

コラム

 みなさん、こんにちは。「24歳で結婚」を目標に婚活を続け、気付けば100回お見合いしていた事業家で“おブス”でタレントの栄藤仁美です。

栄藤仁美

栄藤仁美さん

 すっかり秋になりましたが、みなさんの婚活状況はいかがでしょうか? もうすぐ恋人たちのイベント目白押しな季節がやって来ます。そんな大切な時期に出会いを逃さないよう、今回は私から処方箋をお届けします。

 ターゲットは「モテない言い訳」をしている“あなた”です。私もやってました、20歳くらいの頃に……。だからこそ、今婚活している人には間違ってほしくないんです。この記事を参考に、ぜひ素敵な出会いを引き寄せてほしいと思います。

私が出会った“ヤバい男”その1

 処方箋の前に、まずは私が出会った“ヤバい男”の体験談からお話します。こちらが、その男性のスペックです。

・40代開業医バツイチ。
・お医者さまの一族で、多くの不動産を所有。
・前妻との子供なし。
・水泳の入江陵介選手に似ている。
・スーパーカーと時計が趣味。

 待ち合わせは、素敵なイタリアンレストラン。仲のいい紹介者の男性と3人で食事することになりました。時間通りに到着して、私が胸を躍らせながら待っていると、その男性は現れました……現れた瞬間、「え!?」と思ってしまうような服装で。

「ゴルフ帰りかも」とは聞いていましたが、「いつの時代の!?」と思わずツッコミを入れたくなるほどのファッション。服もくたびれていて、ヒゲもケアしていない状態。ゴルフ場ならシャワーを浴びて、着替えもシェービングもできるはずなのに……。

 そんなことを思いながら、お互いに自己紹介。意外にも食事をしながらの会話は、笑いを交えて和やかに進みました。「え? 結構いい人じゃん」と思っていた矢先、なんだか男性の言葉にザラつきを覚えました。

あまりに非現実的な理想を言う男

告白 恋愛

「僕なんかおじさんだから」と言いながらの「イケメン自慢」。「僕なんかぜんぜんだよ」と言いながらの「車と時計のお値段自慢」。だんだん気持ちが滅入ってきて、「すごいですね~」と言わされてる感じが負担になって来ました。

 自慢話をシャットアウトするため「どんな女性がタイプなんですか?」と質問を投げかける私。すると、男性は「よくぞ聞いてくれました!」という顔でこう答えました。

「とにかく若くて、『ONE PIECE』のボア・ハンコックみたいな巨乳で腰の細い人。顔がハーフ顔で料理がうまいタイプね。それから、掃除・洗濯・炊事が完璧で、帰ったら三つ指をついて“おかえりなさい”って必ず出迎えてくれる女性じゃないと。家のことは全部任せたいんだよ、子育てにしても女の仕事だって思ってるからさ」

 ドドドッと脳内でなにかが崩れ落ちました。事前に私がどんな顔でどんなタイプなのかも聞いていたはず。そうでなくても、男性のあまりに非現実的な理想に、私は唖然としました。慌てた紹介者が「そんな人間、現実世界にいるわけないだろ!」とたしなめてくれたのも後の祭り。私はこの日、抜け殻のようになって帰途につきました。

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