bizSPA!フレッシュ

お見合い5秒で「ない」と思った“イタすぎ男”。100回お見合いした私が思う

コラム

 どうもこんにちは。「24歳で結婚」を目標に婚活を続け、気付けば100回お見合いしていた事業家で“ブス”タレントの栄藤仁美です。

 前回、「美人は下がる資産価値か?」をテーマに、主に男性が婚活で成功率を上げるアプローチ方法についてお送りしました。今回は、あえてその前段階。私の体験談をもとに「見た目が婚活に与える影響」について書いてみようと思います。

highspec_omiai1

※画像はイメージです(以下同じ)

 どこまでいっても、この世は男と女……。あなたが“異性”と意識されなければ、婚活の成功は永遠にありません。初対面での失敗をなくして、素敵な相手をゲットしましょう。

外見も口もやかましい「ドフラミンゴ男」

 知人の紹介を受けた私が、待ち合わせ時間ぴったりに、高級イタリアンの個室ドアを開けた、ある日。そこにいたのは紹介者である知人、そして「90年代」「成金」「タイムリープ」で画像検索するとニヤケ顔で現れてくるような、30代・男性投資家の姿がありました。

 人気漫画『ONE PIECE』のキャラクターで言えば、“ド派手”な海賊団船長「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」。ルイヴィトン、アルマーニ、フェンディなど、すぐに高級ブランドと分かるロゴが目に飛び込んで来ます。びっしりダイヤが敷き詰まった時計&ジュエリー、はだけたシャツ、派手な髪型、テカテカな肌……彼の一帯に視覚的な“やかましさ”が大渋滞しているのです。

 案の定、やかましさは外見だけではありませんでした。「自分がいかにスゴいか」という話をひたすら続け、私の話には聞く耳をもちません。食べるペースも、お酒のペースも独りよがり。紹介者に気を遣うこともなく、挙句の果てには店員さんにも横柄な態度をとる人でした。

 話し続けるドフラミンゴ男を眺めながら、気付いたことがあります。それは「きっとこの人には、男性としての自信がないんだろうな」ということ。よくよく聞いていると、「オレの友だちが」「オレの仕事が」「オレの車が」と、自分ではない“なにか”を、いかにも男らしく自慢しているだけなのです。

 もともと「5秒でないわ」と感じていたものの、食事をして1時間が我慢の限界でした。結婚相手どころか、友だちになるのも嫌。私が出会ったなかで、もっとも強烈だった男性の1人です。

人気タグ

おすすめ記事