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「ナイフを持っている」と脅されて…深夜のコンビニで女性に起こった恐怖体験

コラム

 日夜を問わず営業しているコンビニエンスストア。日用品が必要となっても、すぐに買いに行ける便利さとは裏腹に、深夜帯は人気が少ないためトラブルも起きやすいようです

コンビニ女性店員

画像はイメージです(以下同じ)

 警察庁が公表している犯罪情勢資料によると、平成28年度の侵入強盗の認知件数は、全国で811件ですが、このうちコンビニを狙った強盗被害は、384件とおよそ半数近くを占めています

次の仕事が見つかるまでバイトで繋ぐことに

 田中葵さん(仮名・25歳)は家から徒歩圏内の大手コンビニエンスストアでバイトしています。高校時代にもコンビニでバイトをしたことがありましたが、最近再び働き始めたんだとか。

「大学卒業後に就職した飲食店がコロナの影響で休業や時短営業が続いて……。所属していた店舗が閉店になり、自宅からは遠い他県の店舗に配属されそうになって退職しました。今は次の仕事が決まるまで繋ぎでバイトをしています。ちなみに人手不足の店舗なので、女性でも22時過ぎからの深夜帯のシフトに入らないといけないんです」

深夜のシフト時にトラブル発生

コンビニ レジ

 深夜帯のシフトは、客足が多くないので楽だったそうですが、ある日事件が起こります。

「客足が少ない平日の夜、いつものように品出しをしていたら、店舗内で突然男性同士の言い争いが始まり、気づいたときには外の駐車場で場外乱闘が始まっていたんです……

 驚いた葵さんはすぐに裏口に周り、店長を通じて警察に通報してもらうように伝えました。

「すると、片方の男性が助けを求めながら戻ってきたんです。そしてもう1人の男性が店舗の外からいきなり怒鳴りだしたんです。泥酔している感じでしたね。『殺すぞ!』と聞こえたので、慌ててカウンターの中に避難させました」

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