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就労ビザで20代女性が3か月のインド滞在「さすがに絶望した」と性格が激変

コラム

 海外旅行の醍醐味は、異文化交流。その土地ならではの風習や、気候の違いを体験できるのは代えがたい経験と言えます。2019年にインドに3か月滞在していたという大学院生の竹村恵里佳さん(仮名・23歳)は、「インドでの思い出はどれも強烈でした」と高揚した様子で話します。

タージマハル

インドの象徴「タージマハル」(写真は武村さん提供、以下同じ)

就労ビザを使いインドに3か月滞在

「日本で働いていた飲食店がインドに出店したため、現地のスタッフが必要になったんです。せっかくの機会ですから、大学の夏休みを使って3か月間、就労ビザで滞在することに。大学の中にある店だったので、大学寮に住まわせてもらいましたよ」

 海外でまず気を付けなければならないのは飲食について。インドに旅行したことがある人は、「絶対に現地の水は飲むな」なんてアドバイスを受けたことがあるのでは? もちろん竹村さんも注意していたつもりでしたが、痛い目に逢いました。

「比べても仕方がない話なのですが、衛生管理が日本と比べるとずさんなんですよね。某有名チェーンのサンドウィッチを食べて病院行きになる人がいたくらいですから。ちなみに私は、恐らくカレーにトッピングしたチーズが原因で経験したことのないレベルの腹痛に苦しみましたね……

朝まで眠れませんでした

インド

ぼったくりは日常茶飯事

 大学寮はドミトリー形式の部屋。お世辞にもキレイとは言えない場所なわけですが、ここで寝ている間にも異変を感じたそうです。

「友人の悲鳴で目が覚め、『何だろう』と思っていると部屋の中をネズミの集団が通っていて……。その日は朝まで眠れませんでしたね」

 ちなみにこの寮のトイレはバケツで流すスタイル。最後まで慣れなかったそうです。想像するだけで長期の滞在は厳しそうな環境ですよね……。

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