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コロナで収入ゼロも…「YouTuber美容師」21歳が教える“清潔感の作り方”

暮らし

 美容に関する情報を得るためにYouTubeを観る人が増えているようです。それを裏付けるようにメンズ美容をテーマに扱うYouTuberたちも増加傾向に。

 簡単にマネできる髪のセットから、無印良品を使ったスキンケアなどを紹介し、美容初心者から支持を集めているのが、美容師でYouTuberのフカウラシュウタさん(23歳・@shuta_fukaura)。

フカウラシュウタ

フカウラシュウタさん

 今回は「身だしなみを整えれば、人生が変わる」というフカウラさんに、これまでのキャリアや美容へのこだわりを存分に語ってもらいました。

YouTubeを始めて2年半で登録者7万人超

――まずは、美容に興味を持ったきっかけから教えてください。

フカウラシュウタ(以下、フカウラ):小学校6年生の終わり頃に、男性向け化粧品ブランド「ウーノ」のCMで、三浦春馬さんや妻夫木聡さん、小栗旬さんがバンドマンみたいなファッションでスタイリングを決めていたのを見て、憧れたのがきっかけです。

――今は美容師になられて何年目ですか。

フカウラ:4年目です。高校時代に、SNSでYouTubeでヘアセットのやり方などを発信していた美容師に憧れて上京してきました。

美容師以外のスキルを磨きたかった

フカウラシュウタ

臨時休業を機に一念発起したそうだ

――いつ頃から、動画配信を始めましたか?

フカウラ:2020年4月13日です。始めてから2年半で登録者数が7万3000人になりました(※取材時)。当時は、コロナウイルスの感染拡大で美容院が臨時休業に追い込まれたんです。それにより美容師としての収入が一時的にほぼゼロになってしまった。

――確かに、あの頃は美容院が休業に追い込まれていましたね。

フカウラ:美容師しか収入の柱がないことへ危機感を抱いたんですよ。美容師って全国に約53万人いるんです。その中からお客さんに来てもらうってことは53万人中1位にならなきゃいけない。僕が働いているのは青山や表参道という美容院の激戦エリア。生き残るためにどうやって差別化を図ろうかって考えたんです。その時に、YouTubeが集客媒体として向いているかなって考えたんです。

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