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松屋「マッサマンカレー」が見事すぎる完成度。おすすめの“ちょい足し”100円メニューも

暮らし

 カレー愛あふれるその美味しさで、牛丼チェーンなのにカレー好きのオアシスになりつつある松屋。現在のレギュラーメニュー「創業ビーフカレー」、かつてのレギュラーメニュー「オリジナルカレー」など、ジャパニーズスタイルのカレーに定評がありますが、たまに登場するグリーンカレーなどのエスニック系も人気が高いんですよね。

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松屋 戸田駅前店

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 2021年9月21日からの期間限定カレーは、2月に発売され話題を集めたタイの「マッサマンカレー」が再登場!各地のエスニックファンを早くも虜にしているようです。

2011年までタイでもポピュラーではなかった

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 そんなマッサマンカレーですが、そもそもマッサマンって何? と思いながら食べている人も多いのではないでしょうか。マッサマン(massaman)という言葉はイスラム教徒を意味するmosalmanが転訛したもの。響きがユニークですが、マッサマンカレーは「イスラムのカレー」という意味で、ルーツはタイ南部のイスラム教徒の人たちの煮込み料理と言われています(※諸説あります)。

 ココナッツミルクをベースにした濃厚でリッチな味わいが評判を呼び、後に宮廷料理としても親しまれるようになっていったのでした。

 面白いのが本国タイでもある時期まではポピュラーな料理ではなく、宮廷料理を提供する高級ホテルなどでしか食べられなかったというところ。しかし、2011年にアメリカのCNNが行った「世界で最も美味しい食べ物TOP50」で1位を獲得してから状況が激変!

 気になるネーミングと食べやすさから注目が集まり、あっという間に人気タイカレーの仲間入りを果たすことになったのでした。味はいわゆるタイカレーの延長上の味になりますが、特徴は以下の4点が挙げられます。

・メイン具材はチキンかビーフ。
・ピーナッツとジャガイモが入っている。
・通常のタイカレーよりスパイスを入れる。
・辛さは控えめで甘さもあり味の輪郭がハッキリしている。

普段の松屋にはないエキゾチックな味わい

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マッサマンカレー並盛

 さて、これらを踏まえて松屋のマッサマンカレーをいただいてみましょう。こちらはマッサマンカレーの並盛(730円)。※ミニカレー(100円)を追加しています。松屋のマッサマンはチキンスタイル。タイカレーにもしっかり味噌汁が付いてくるところにグッと来てしまいます。

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 さっそくカレーを口に運ぶと、ガツンと広がるココナッツミルクの風味と柔らかく香るスパイス&アジアンハーブ! 普段の松屋のカレーにはないエキゾチックな美味しさがたまりませんね!

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