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クラフトビールを家飲みしよう。コンビニで買える7種をソムリエが飲み比べ

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インドの青鬼:厚みのある飲み口。IPAファンを鷲掴み

インドの青鬼

インドの青鬼

アルコール度数:7%
スタイル:IPA
価格:294円

【テイスティングチャート(弱1〜5強)】
ボディ:4.4
苦味:4.5
香り:4.0
コク:4.5
総合:4.8

 IPA特有のグレープフルーツの皮のようなアロマと苦味をしっかりと感じる。インドの青鬼を存分に楽しみたいのであれば、飲む時の温度に気を配りたい。冷蔵庫から出してすぐだと温度が冷えすぎているので、今の時期(執筆時5月)だと10〜15分ほど置いてからいただくのがベストだ。

 ぐびぐび飲むのではなく、ホップの苦味と香りを楽しみながら、ゆっくりと飲んでいただきたい。濃厚な味わいなので、スパイスカレーや餃子といった料理と一緒に合わせるのが至高。とにかくホップの味わいを存分に楽しみたいという人には、個人的にもぜひおすすめしたい一本だ。

YOKOHAMA LAGER:カラメルのような「旨苦さ」

YOKOHAMA LAGER

YOKOHAMA LAGER

アルコール度数:5.0%
スタイル:IPL(インディアペールラガー)
価格:350円

【テイスティングチャート(弱1〜5強)】
ボディ:3.8
苦味:3.8
香り:4.0
コク:4.1
総合:4.3

 普段飲み慣れているラガービールとは一線を画しているIPL。見た目の色調も濃く、飲んだ後にカラメルような独特な旨みと苦さを感じる。味わいの余韻が舌に長く残るので、全体的にボリュームのある仕上がり。リッチな飲み口でありながらも普段の家庭料理に合わせられる汎用さがあるので、週末の晩酌におすすめ。

<TEXT/J.S.A認定ソムリエ 吉川大智>

40か国200都市の酒場を飲み歩いたJ.S.A認定ソムリエ。バーテンダー、ワインバーマネージャーを経て現在多数のメディアで記事を執筆するライターとして活動中。日光浴と散歩が日々の生きがい
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