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売却で数百万円の利益も。クズ土地のトランクルーム運営を“大学生大家”に聞く

コラム

 日経平均株価が一時は3万円を超え、バブル期以来約30年ぶりの高値圏で推移中。投資ブームが過熱する今こそ、“将来不安”を解消するベストタイミングだ

不動産投資

※画像はイメージです

 少額で始められながら20%を超える高利回りを見込めるのが、トランクルーム。放置された「クズ土地」を狙えば、資産爆増も夢じゃない!

「クズ土地」をトランクルームにして稼ぐ!

 不動産ビジネスで儲けるには人口が多い都市の土地を、いかに安く買い、丈夫な建物でいかに回転させるかが鍵だ。「そのすべてを叶えるのがトランクルームです!」と豪語するのは、愛媛県在住で大学生大家として活動する野田昌寛氏だ@20startooya)。

 土地代、上物代(トランクルーム)を含めて地方の小規模土地ならば500万円程度で始められ、利回り25%も達成可能というから驚きだ。

「狙うのは人口10万人程度の『市』に潜んでいる“クズ土地”です。地方の住宅用地は50坪〜が基本なので、25坪程度の微妙な広さの土地が遊休地として余っていたりします。さらに歪な形や段差があるなど “不整形地”だったらなお安く、坪単価7万~10万円で買えます。土地代150万円、トランクルーム代350万円というイメージです

情報サイトに乗らないクズ土地を狙う

トランクルーム

野田氏が運営するトランクルーム。家を建てるには狭い、駐車場にするには使いづらい形の土地を狙っている

 そんな遊休地は不動産情報サイトには載らず、放置気味なことが多いため不動産業者に対する定期的な営業は必要とも。

「最初は“足で稼ぐ”ことが重要です。不動産屋と仲良くなれば、ボロ土地の情報もくれるし、自分が開業したときに宣伝もしてくれる。近隣の住宅地のビラ配りもするし、SEO対策もしっかりやります。

 ただ、一度契約してもらえたら、トランクルームは頑丈なのでマンションやアパート投資で多い修繕トラブルは一切ありません。やることと言えば、退去したときに掃除にいく程度です。ほったらかしが可能で、かかるのは固定資産税くらいですね(笑)」

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