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キャンドゥ「400円スープジャー」が名品すぎる!食のプロが絶賛する理由

暮らし

オシャレなシンプル構造で洗いやすい

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フタ、ジャー、パッキングを解体してみた

 このシンプルさは、とってもモダンでオシャレですよね。解体作業も難なくできますし、底から注ぎ面までの高さが約7センチ、ジャーの直径が6.1センチなので、特別なスポンジがなくても洗うのに苦労しないでしょう

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片手で持ちやすいサイズ感なのも魅力

 それでは実際の使い勝手や機能性はどうなのか、見ていきましょう。

保温力はまあまあ。注ぐにはレードルが必要!?

 鍋で作ったスープをジャーに注ぐ際に気になったのが、普通のお玉ではこぼれてしまうということ。注ぎ口が狭くなっている「レードル」を使用したほうが良さそうです。

 また、保温力を試したところ、熱々のスープを注いで4時間たった状態での温度が50度台でした。飲んでみたところ、スープとしては合格で、ある程度冷めた状態として味わうことができます

「もう少し熱いものがいいな」と感じるヒトもいるかもしれませんが、対策としては2つ。ひとつ目は、スープを注ぐ前に、熱湯を入れて内部を十分温めること。これをするだけで温度低下が大きく軽減されます。そしてもう一つは、100均で売っているペットボトルカバーをかぶせること

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スプーンと一緒にカバー(110円)をかぶせよう。これならかばんの中でも安心

 これは、外部の傷対策にもなるのでオススメです。忙しさや料理の面倒さから、汁物を我慢する人がいるとすれば、そんな生活をさらりと変えてくれるような存在。温かなスープは内臓を温め、心にホッと安らぎを与えてくれる効果もありますから、ぜひ無理なく、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?

<文・撮影/食文化研究家、長寿美容食研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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