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イオンの『ジョブチューン』不合格3品を食べてみた…逆境で見せた“王者の実力”

暮らし

 これまでに何度も炎上騒ぎを生み出してきた人気バラエティ番組『ジョブチューン』(TBSテレビ系列)。2月4日の回は、日本一の売上高を誇る王者「イオン」のお惣菜を、ミシュランで星を獲得する一流料理人がジャッジする回でした。実はイオンの総菜は過去にも特集されたことがあり、今回はその無念をはらすべく、「進化した総菜でリベンジ」というコンセプトで判定されることに。

イオン 惣菜

ジョブチューンで不合格と判定された「四川風麻婆豆腐」(321円)

 結果は、社員イチオシベスト10の中で7品が合格、3品が不合格という結果でした。不合格になったのは、1位「国産鶏の塩にんにく唐揚げ」、2位「野菜を味わう!7種具材の中華旨煮丼」、4位「四川風麻婆豆腐」。いずれも上位の3品が不合格判定となり、またまた大きな衝撃を与えることとなりました。

不合格の3品を食べてみた

 私はスーパーマーケット専門家でもあり、過去にイオンの特集の際に某テレビ番組で案内役をした経験もありますから、この結果は他人事に済ませることはできませんでした。

 そこで今回は、不合格品3品や他総菜を改めて実食してみることに。結果として3つの大きな発見をしましたので、そのレポートをさせていただきたいと思います

発見1:不合格品はおいしかった

イオン 惣菜

不合格になった「野菜を味わう!7種具材の中華旨煮丼」(498円)

 不合格品を改めて食べてみましたが、私は普通においしかったです。番組の演出上の関係もあると思いますが、一流料理人は目の前の料理を“スーパーの総菜(リーズナブルな価格で商品開発され、客は温め直して食べる)”という側面よりも、料理の完成度として感想や意見を素直に発言しているように感じます。

 このギャップこそが番組の面白さでもありますから、不合格と合格の違いに明確な差を見出すことはできないのかもしれません

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