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飲食未経験から“ほぼ独学”で「食べログ百名店」のカレー屋になった元営業マンの哲学

保証はないがやりがいはある

カリービト

1皿のカレーの随所に安川さんのこだわりが詰まっている

――飲食業界に転身して良かったことはどんなところですか。

安川:信じてやることを誰にも文句を言われずにできること。そこが魅力のひとつではあります。組織に属すると自分の思った通りにいかないことが山ほどあって、その代わりとして働いても、働かなくても同じ給料がもらえるとか、有給休暇があったり、会社として個人を守ってくれたり、そういう面もあるじゃないですか。

 個人でやるっていうのはそういうのが全くなくて、バタッと倒れて明日営業しなければお金はゼロ。有休も代休も何もない。だけど、やればやっただけお客さんに認められればその分の見返りはすごくある。

 それはお金っていう面だけではなくて、お客さんがウチのお店を懇意にしてくれるとか、通ってくれるとか、お金とは違った部分があって、そういう部分も魅力的なので続いているんだと思います。

カレー屋をやって良かった

――この記事を読んでいる人の中にも、今の仕事にモヤモヤを抱えながら、自由な仕事に憧れを持っている人もいると思うんですよね。そんな人たちにアドバイスはありますか。

安川:言い訳ができない世界ではありますけど、本当にやりたいと思うんだったら飛び込んでみる価値はあります! 何を目標にしているのかにもよりますが、安定した収入とか、一軒家が欲しいとか、そういうのだったら話は別になってくるんですけど。

 1度しかない人生を生きていく上で自分の思うようにやってみたいとか、これで成功してみたいって気持ちが強くあるんだったら、こういう自由な仕事をやってみる価値はすごくあると思います。

 ただ、リスクというのはどんな世界にもあるので、そのリスクを自分としてどう見るかってところだと。長くサラリーマンをやってきたので、カレー屋をやるかはけっこう悩みましたが、やって良かったと思っています。

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 サラリーマンからカレーを作る咖喱人(カリービト)に転身を果たした安川さん。仕事でモヤモヤしたら飯田橋のお店に向かってみましょう! 安川さんが作るカレーを食べたらきっと元気が出るはずですよ。

<TEXT/カレー研究家 スパイシー丸山>

インド料理からお家カレーまで精通する次世代のカレー研究家。日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座講師。レシピ、食べ歩き、商品情報など、カレーにまつわるさまざまなトピックを日々発信している。著書『初めての東京スパイスカレーガイド
ブログ:カレーなる365日
Twitter:@spicy_maruyama

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