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飲食未経験から“ほぼ独学”で「食べログ百名店」のカレー屋になった元営業マンの哲学

 食べログ百名店に選ばれた店といえば、人気・実力を兼ね備えた店とイメージするのではないでしょうか。2019年、2020年と2年連続で選出された飯田橋のカレー店・CURRY&SPICE BAR 咖喱人@karibito0911)はまさにそのイメージに当てはまる1軒です。

カリービト

「2種盛り」980円。彩りも豊かで食欲をそそられる

 店主の安川知廣さんの前職はサラリーマンで飲食業での経験がゼロの状態でオープンしています。にもかかわらず都内屈指の人気店を作り上げることができたのは、なぜなのか。カレー研究家のスパイシー丸山が話を聞きました。

今まで作ったカレーは150種類

――まずはお店で食べられるカレーについて教えていただけますか。

安川知廣さん(以下、安川):お店のカレーは4種類あります。キーマカレーとチキンカレーと豆のカレー。あとは限定カレーを週1で入れ替わるようにしていて、それを3年以上やっています。限定カレーのこだわりは同じものを作らないこと。オープンしてから限定だけで100品は優に超えていて、数えたことはないですけど150種類くらいのカレーを作っていると思いますね。

 カレー作りの基本ベースはありますが、わりと感覚で作っています。カレーに詳しい人からしたら「えっ! それとそれ合わせちゃうの?」というのもあるかもしれないですね。実際にスパイスの香りを嗅いだり、生のスパイスをかじって味をみたりして、誰が食べてもファーストインプレッションで美味しいな! というカレーを目指しています。

カレー作りはほとんど独学

カリービト

オフィス街という土地柄から、会社員のお客さんも多い

――カレー作りは独学なんですか?

安川:そうですね。ほとんど独学です。料理はもともと嫌いじゃなかったんですよ。パスタとかハンバーグとか、みなさんが普通に作る料理はいつも作っていましたし。ただ、カレーに興味を持つ前はルー以外で作ったことはなかったです。カレーはルーをボーンと入れるもんだと思ってましたから。

――自分が初めて安川さんにお会いした時はまだ会社員でしたよね。当時はどんな毎日を送っていたんですか?

安川:営業職を長くやってましたが、まさに営業マンの毎日でしたね。担当のお店や代理店に行って自分の商品をセールスして買ってもらって。ネクタイを締めて普通に仕事をしていましたよ。

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