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テレワーク中、趣味にめざめた社会人たち「ピクルス作り、日曜大工…」

暮らし

 政府の緊急事態宣言発表から、早くも1か月以上が経過しました。今年初めからの新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ビジネスの現場ではテレワークへ移行した人たちも少なくないかもしれません。

テレワーク

※画像はイメージです(以下、同じ)

 通勤時間がなくなり、仕事のペースをある程度は自分なりに配分できるようになった昨今、空いた時間を趣味に費やし始めた人たちもいるはず。そこで、20代から30代のビジネスパーソンに、在宅になってから取り組み始めた趣味について聞いてみました。

料理にこだわり始めた人たち

 外出自粛で家にこもる時間も増えた今、仕事のかたわら、料理の楽しみに気が付いた人たちの声も少なくありません。30代の男性会社員・ぱしっど(仮名)さんは、料理への興味が高じて、自分なりのレシピを積極的にネット上へアップし始めたそうです

「勤務がテレワークになってから、同棲中の彼女と交代で自分も『料理を作る日』を設けるようになりました。もともと料理自体は苦手ではなかったのですが、家での勤務中に料理人系YouTuberの動画を見ていたら、作りたい欲求が以前よりも高まってきて。徐々に妄想レベルのオリジナルレシピを作るようになり、そこから、写真もきちんと撮りつつレシピサイトにも投稿するようになりました」(ぱしっどさん)

料理

ぱしっどさん作の「カボチャと豚角煮の洋風煮」

 自分で作るだけではなく「レシピを公開して参考にしてくれる人がいると、うれしくてストレス発散にもなる」と語ってくれました。おいしいものが食べられて、誰かの役にも立てるというのは、二重の喜びを味わえるかもしれません。

ピクルスやハーブ酒づくりにハマった

 かたや、自分のこだわりをさらに深めた人も。インフラ系企業に勤務する20代の女性・ペイルさん(仮名)は、もともと、得意だった料理を活かして、新たに自家製のピクルスやハーブ酒づくりに取り組み始めたといいます

「通勤はもちろん、遠隔の打ち合わせに切り替わり時間が空いたので、ネットのレシピを参考に作り始めました。手間がかかるかと思いきや、漬けるだけなので煮込み料理などと比べれば、はるかにお手軽でしたね。ハーブは自分で育てていたし、ビンも100均で手に入れられたので楽チン。ピクルスは箸休めやタルタルソースの食材として、ハーブ酒は飲めるまでまだ時間がかかりそうですが、毎日の変化を見るのも楽しいです」(ペイルさん)

ピクルスとハーブ酒

パプリカとカブのピクルス(左)と、ハーブ酒。ハーブはスペアミントとローズマリーをウォッカに漬けている

 ピクルスとハーブ酒で「家飲みも充実させられそう」と語ってくれたペイルさん。自家製の食材を揃えれば、お酒もいっそう進みそうですね。

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