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テレワーク中、趣味にめざめた社会人たち「ピクルス作り、日曜大工…」

日曜大工「DIY」など凝った趣味も

 料理をしている人たちが目立つ一方で、空いた時間でモノづくりに励んでいる人もいます。IT企業勤務の20代女性・パナコさん(仮名)は、仕事がひと段落した時間で「何か形に残せるものを」という一心から、リメイク家具づくりを始めたといいます

「初めはプラスチックケースなどの収納グッズを購入して自宅の収納を整理していたんですが、だんだんと納得するモノがほしいと欲が出てきたので、作ってみようと思いました。例えば、八百屋さんにあるような木箱をネットで安価で購入して、丁寧にヤスリがけをしたのち、オイルや塗料を塗ってオリジナルの収納ボックスを作りました。

 紙ヤスリをかけている間は無心になれるので、仕事のアイデアがふと浮かんできたり。息抜きにDIYへ取り組むようになってからは、だらだらとスマホを見るような時間もなくなりました」(パナコさん)

本棚

りんご箱をやすりがけしてオイル塗装した収納ボックス

 仕事をしてヤスリをかける、仕事をして塗料を塗る…といった作業の繰り返しで「以前より集中力が増した気もします」と話してくれましたが、手を動かすというのは、変わった刺激を与えてくれるのかもしれませんね。

自分以外の“生き物”で日々にメリハリ

 また、なかには自宅に新たな“相棒”を迎え入れたという人も。食品メーカーに勤務する30代の男性会社員・さんじさん(仮名)は、職場でテレワークが導入されてから観葉植物を育て始めたそうです

「在宅勤務も初めのうちはよかったのですが、だんだんと『毎日外に出ていたときにいつも味わっていた、偶然の出会いや変化がなくなってしまった』とむなしくなってきて……。一日の流れにもメリハリがなくなってきたのを感じていたので、小さな変化を味わえるようにと、観葉植物を育てるようになりました。毎日のように水をやる時間や量を気にして、気温も暖かくなってきたので、色鮮やかな若葉が伸びてきたのを見ながら微笑んでいます」(さんじさん)

植物

「自分以外の生き物がいないと頭がおかしくなりそうで…」と、さんじさん。

 植物とふれあうようになってから、少しずつではあるものの「毎日にメリハリが出てきました」と実感していたさんじさん。人と接する時間も減りつつある今、命あるものとふれあうのも一興かもしれません。

 今回、紹介したものをはじめ、テレワーク下では他にもさまざまな趣味に励んでいる人たちがいます。自宅にいてばかりだとふさぎ込みたくなる瞬間もありますが、せっかくできた空き時間でぜひ、自分有なりの息抜きを見付けてみてください。

<取材・文/カネコシュウヘイ>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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