“ゴマキの弟”後藤祐樹が明かす、更生を支えた家族の存在「服役中に母の死を聞かされた」 | bizSPA!フレッシュ

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“ゴマキの弟”後藤祐樹が明かす、更生を支えた家族の存在「服役中に母の死を聞かされた」

 かつて、14歳でEE JUMPのメンバーとして芸能界デビューするも引退。銅線の窃盗事件を起こし、21歳で逮捕されて有罪判決を受けたニュースも世間に衝撃を与えた後藤祐樹さん@yukigoto0710)。

後藤祐樹

後藤祐樹さん

 2022年9月5日にはジェットコースターのような人生から、学んだルールと哲学をつづった著書『アウトローの哲学 レールのない人生のあがき方』(講談社ビーシー)を出版した。

 小学6年生で非行に走り、一時期は犯罪に手を染めていた後藤さん。しかし、更生した今は、ダクトの会社で働きながら、YouTuber、格闘家として活躍の幅を広げている。その半生から、私たちが学べることとは。新著出版の経緯、犯罪に手を染めていた当時の心境、過去への思いなどを聞いた。

講談社に「人生の分岐点」で報道されてきた

――新著『アウトローの哲学 レールのない人生のあがき方』は、前著『懺悔~ゴマキの弟と呼ばれて~』(ミリオン出版)に続く2冊目の著書です。前著から約9年半、ふたたびの出版を決意した理由は?

後藤祐樹(以下、後藤):前著でも、自分の過去を正直に語りたい思いはありましたが、心残りがあったんです。出所から3か月後ぐらいの話で、前妻との子どもと会えずに気持ちが不安定な状況でしたし、芸能界での経験や姉への思いを吐き出すにも、周囲への迷惑も考えると自分の口でどこまで言っていいのか迷いもありました。

 出所から10年ほど経過した今は心の整理が付きましたし、発言の責任を背負う覚悟もできたので、出版を決めました。

――新著の発行元は、講談社の子会社です。講談社は、かつて後藤さんのスキャンダルを何度もスクープしてきた写真週刊誌『FRIDAY』の出版元ですが、抵抗はなかったのですか?

後藤:いい意味で一緒にお仕事ができると思ったんですよ。そもそも芸能界やメディアで仕事をするなかで、ゴシップを扱う写真週刊誌が好きな方はいないじゃないですか。新著でも取り上げましたが、僕が芸能界引退後に15歳でキャバクラ通いをしていたときも、工事現場から銅線を盗んだあとに僕をマークしていた記者の方を襲撃したときも、当時はそう思っていました。

反面教師として自分の人生を見てほしい

後藤祐樹

EE JUMPでのデビューシングル『LOVE IS ENERGY!』

後藤:でも、視点を変えてみれば、僕自身の人生の分岐点で報道されていると思ったんです。僕にとってよくないことで報道されてきましたけど、かえって180度真逆のプラスの部分を拾ってもらえるかなと期待しました。

――タイトル『アウトローの哲学(ルール)』には、どんな思いを込めましたか?

後藤:芸能界へ入る前から素行は悪かったんですけど、自分自身でレールを踏み外して刑務所まで行ってしまって……。でも、再婚して今では幸せな生活を手に入れられたから、そうした人生観を上手く伝えたいと思ってタイトルを付けました。「アウトロー(無法者)」は本来、世間の方々からすれば印象のよくないワードだと思いますけど、反面教師のように「アウトローの人生を生きてきても、幸せな人生はつかめる」と伝わったらうれしいですし、勇気を与えられればと思っています。

アウトローの哲学 レールのない人生のあがき方

アウトローの哲学 レールのない人生のあがき方

15歳でアイドルとして人気絶頂を極めた男が見た、奈落の底。朝倉未来とも闘い、ユーチューバーとしても活躍する後藤祐樹は、あがき続ける。混迷の時代。彼の生き方は、無難にしか生きられない我々に教訓と指針を与えてくれている

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