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タワーレコード、黄色に赤字のロゴマークの意外な発祥とは?

ビジネス

「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャッチコピーでお馴染み、タワーレコード

 米国サクラメントに本社を置く1960年創業の音楽販売チェーンで、全盛期は日本以外にも世界17か国に展開するなど積極的に事業を展開しました。

米国本社は倒産。日本は独自路線に

タワーレコード渋谷店

タワーレコード渋谷店 photo by C.L. Kao CC BY 3.0

 しかし、’80年代半ばから、米国本社は総合スーパーや家電量販店による来店促進を兼ねたCDやDVDの廉価販売に顧客を奪われます。’90年代後半からはAmazonなどのネット通販にも侵食を受けた結果、業績は大幅に悪化、倒産へと追い込まれました。

 この流れのなか、日本法人は2002年にMBOにより米国本社から独立、2005年にNTTドコモが42%、10年にセブン&アイホールディングスが44.6%、それぞれ株式を取得して筆頭株主となり、2012年からは再びNTTドコモが50.3%まで株式を取得して子会社化、現在に至っています。

 ちなみに、タワーレコードの社名は、創業者のラス・ソロモンが映画館タワーシアターの建物内にあった、父親の経営するドラッグストアで中古レコードを販売したことに由来しています

 さらに、お馴染みの黄色に赤字のロゴは日本を代表する石油メーカーの「昭和シェル石油」のカラーリングを参考に作られています

 そしてお馴染みのキャッチコピー「NO MUSIC, NO LIFE.」は意外なことに日本から使われ始めたそうです。

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