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企業訪問した時、お茶を飲む正しいタイミングは?新人のマナー

学び

 知っているようで意外と知らない社会人マナー。社会人になりたての頃ならまだしも、間違ったマナーを覚えていたりすると、思わぬタイミングで恥をかくことになりかねません! 復習も兼ねて、しっかりビジネスマナーを学んでまいりましょう。

就職活動

※イメージです(以下同じ)

 企業研修やコンサルティング、メディア出演、NHK大河ドラマや映画のマナー指導なども行い、28万部の『お仕事のマナーとコツ』などの著書監修本は90冊以上もあるビジネスマナーのプロ、西出ひろ子氏に話を聞きました。

 今回は、就活生にも役立つ会社訪問時のマナーについてです!

相手にとっても有益な訪問に!

 他社訪問は、基本的なビジネスマナーの素養が試されるシーンです。「時は金なり」ということわざもあるように、面会をする相手に貴重な時間を割いてもらっていることをしっかりと自覚し、節度ある振る舞いを心がけましょう。

 大事なことは相手側のメリットを考えることです。

 訪問の際には訪問先の会社の製品を使ってみた、サービスを受けた感想などを伝えると、先方は喜びます。

 また、若者を対象とした事業を展開している企業であれば、周りの若者がどのようなことに関心を持っているかなどといった「有益な情報」を伝えることで、あなたの株は上がります。訪問前には、相手にとって有益となる情報を事前に用意しておきましょう。

相手に「訪問の目的」を伝える

ビジネスマン

 訪問はアポイントを取ることから始まりますが、その際は相手側に「訪問の目的」を伝えることが基本マナー。

 目的を曖昧にしたままアポイントを取ると、先方に無駄な時間を過ごさせてしまう可能性があります。また、こちらが「訪問させていただきたい」とお願いしているわけですから、日時や場所については相手の都合を伺うことが鉄則です。

 どうしても日程調整が厳しい場合は、こちらから複数の候補日を提示して、先方に伺いを立てる場合もあります。さらに面会の所要時間の目安もあらかじめ伝えておくと、お互いにとって安心です。

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