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スタバの新味「パンプキン・スパイス」って何?米国では秋の定番に

ビジネス

これからも秋の定番として続く

スターバックス

 市場調査の「ニールセン」の調査(2019年8月)によると、米国のパンプキン・スパイス関連商品の年間売り上げは5億1150万ドル。この数字は前年比4.7%増となっている。最も売れているのは、5430万ドルのコーヒークリーマー、次は2970万ドルのコーヒー粉、そして2340万ドルのシリアルと続く。ちなみにスターバックスなどのコーヒー商品の年間売り上げは1230万ドル。

 年々、各企業はパンプキン・スパイス関連商品の売り上げアップを狙っており、特に今年は「早い時期から商品を販売したほうが儲かる」というふうに、秋になる前から一斉に売り出している。コロナ禍に1ドルでも多く儲けたいという各企業の願いがあるのだろう

 コロナ禍の昨年、スターバックスはパンプキン・スパイス・ラテを8月25日に発売。2015年と比べると13日早く、今年は昨年よりも1日早い。年々、発売日が早くなっているが、日本での今後の展開も気になるところだ。

 パンプキン・スパイスは、日本人の口に合うのだろうか? 日本でもパンプキン・スパイス風味のさまざまな商品が登場するのだろうか? 今後のパンプキン・スパイスのトレンドに注目したい。

<TEXT/藤本庸子 Yoko Fujimoto>

米国カリフォルニア州ロサンゼルス33年在住のフリーランスライター。雑誌「アンアン(anan)」「メンズクラブ(MEN’S CLUB)」などのライターを経て、米国へ移住。米国起業家向け雑誌トップの「Entrepreneur Magazine」にてスタッフライター、NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」ワールドネットワークにてリポーターの経験も。現在、新聞、雑誌、ウエブサイト、ラジオ、テレビなど、さまざまな分野および媒体をこなす

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