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小学生でもわかる「お金の知識」。投資・アセットクラス・分散投資って

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 社会人になったら、最低限のお金の知識は身につけておいたほうがよいでしょう。とりわけ日本人は、外国人に比べると、金融リテラシーが低いと言われています。アメリカでは、小学生でも投資やファイナンスについて学ぶ授業があり、その知識をもとに、成人後は株式や投資信託を盛んに行っています。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 話題の本『らくがきファイナンス 人生で損しない選択をするためのお金の知識』(ティナ・ヘイ・著、川添節子・訳、翔泳社)は、日本人の誰もが知りたい投資やお金に関する素朴な疑問についてのヒントが詰まった一冊です。

 かつてハーバードビジネススクールのMBAに進学した著者のティナ・ヘイは、当時、授業についていくのに苦労しました(クラスメイトには銀行出身者やコンサルタントなどが多かった)。

 そこで、学習のために紙ナプキンにイラストを描いて、金融の仕組みなどを理解していったのです。その後、ナプキンファイナンスを設立し、本書のもととなった学習コンテンツを世界中の人に共有しています。今回は、米紙ニューヨークタイムズなど、様々なメディアで取り上げられ、人気を博した本書の一部から「投資」「アセットクラス」「分散投資」について紹介します(以下、同書より編集・抜粋)。

投資:利益を期待してお金を投入すること

 投資とは、利益を期待して自分のお金を投入すること。誰でも何かに投資したことはあるだろう。教育に投資したなら、期待する利益は将来いい仕事について、高い収入を得ることだろう。

 高価な靴に投資したなら、誉め言葉や一目置いてもらうことを期待するのではないだろうか。しかし、金融の世界では、投資と言えば、利益を上げることを目的として、株式や社債、ベンチャー企業に自分のお金を投入することを言う。

■ なぜ投資するのか
投資は、富を増やすうえで威力を発揮する。株式や投資信託などの投資は、長い時間をかけて大きな利益をもたらしてきた。利率0.1%で銀行にお金を預けた場合と、平均利回りが10%の株式に投資した場合をくらべてみよう。

■ 初期投資/利回り/投資期間/最終金額
預金/1万ドル/年率0.1%/20年/1万202ドル
株式/1万ドル/年率10%/20年/6万7275ドル

 もちろん、現実の世界では株価は上がったり下がったりするので、毎年順調に利益を手にできるとはかぎらない。でも、多くの場合、長い目で見れば、投資は他の選択肢よりも速くお金を増やしてくれる。

投資とは利益の分け前がもらえること

書籍

『らくがきファイナンス 人生で損しない選択をするためのお金の知識』(翔泳社)

 株式市場は長期で見れば、たいてい上昇する。人口増加とテクノロジーの進化によって、経済が成長するからだ。世界に人が増えるということは、買い物をする人が増えるということ。テクノロジーの進化は、働く人の生産性を高め、新しい発見を促す。こうして企業はもっと製品を売るようになり、利益を上げていく。投資すれば、この利益の分け前がもらえる。基本的にはこういうことだ。

ステップ1:会社の所有権の一部を買ったり(株式を購入する)、会社にお金を貸したり(社債を購入する)して投資する。
ステップ2:会社は製品を売って成長する。
ステップ3:あなたの持分は増えているので、売れば利益を得られる。あるいは、会社は利息をつけてお金を返してくれる。

 投資先は株式市場にかぎらない。不動産、通貨、ヴィンテージカーなどにも投資する。

■ おもしろ豆知識
・芸術は投資先として有望かも。バンクシーの『少女と風船』は、2018年のサザビーズのオークションで自動的に裁断されたあと、価値が2倍になったと言われている。
・金持ちになるのに、最初から金持ちである必要はない。ウォーレン・バフェットの富は、新聞配達をして稼いだお金から始まっている。はじめて株式投資をしたのは11歳のときだった(投資先は石油会社のシティーズ・サービス、現在のシットゴー)。

■ ここがポイント
・投資とは、利益を期待して自分のお金を投入すること。
・株式、社債、その他に投資すれば、時間を経て大きな利益をもたらすかもしれない。
・投資が有効なのは、経済が成長するから。それは、企業がおよりたくさんのものを売って、より大きな利益を上げるようになるようになることを意味する。

らくがきファイナンス 人生で損しない選択をするためのお金の知識

らくがきファイナンス 人生で損しない選択をするためのお金の知識

紙ナプキンに描いたイラストで金融知識を学ぶウェブサイト「Napkin Finance」の書籍化

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