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小島よしおが語る、コロナで示した存在感「13年前の自分に伝えたい」

暮らし

ギャグを取り入れたフィットネスプログラムも人気に

小島よしお

短期的なものでも良いので、目標を持つことが大切。僕の場合は、海水パンツの仕事があるタイミングに合わせながら、ランニングや懸垂、腹筋、ベンチプレス(20kg)などを行っている」と言う小島さん。

 2020年末、都内で行われたフィットネスのイベントに登壇。「そんなの関係ねぇ!」や「おっぱっぴー」などの、お馴染みのギャグを取り入れたフィットネスプログラムを披露した。

「ずっとライブでやってきたネタと、『ステイホーム』を強いられた時期に、子供たちの運動不足を解消するために始めた『ボディクラップエクササイズ』を織り混ぜて作りました。これまでに10年近く続けてやってきたことが、思わぬタイミングで活用できるようになったのは良かったと思います

「おっぱっぴー小学校」とはまた別のYouTubeチャンネル『小島よしおのピーヤの休日』では、子供向けのエクササイズ動画の配信を行っており、こちらも好評を得ているようだ。

13年前の自分に聞かせてやりたい

小島よしお

「2020年は、営業やイベントの仕事がほとんどなくなった時期もあった」と話す小島さん。厳しい状況は今もなお続くが、最後に抱負を語ってもらった。

「YouTubeがきっかけで、教材制作にも携わらせていただきました。実際に学校の先生から、『授業で流しています』と言っていただいたときは、本当に嬉しかったですね。僕が芸人としてデビューした頃は、PTAから(子供たちがネタをやることを)禁止されていたり、学校から敬遠されている身でした。これまでは『反面教師』だったんですけど、教育に縁ができた印象的な1年になりました。本当に、13年前の自分に聞かせてやりたいですよね(笑)

 2021年の目標は、「おっぱっぴー小学校」を続けながら、野菜関連やお笑いのYou Tubeチャンネルにも力を入れていきたいという。

一人でも多くの人にハッピーになってほしいという願いがあるので、ネタや笑いを通じて、ハッピーを広げていきたい。『オールハッピー・おっぱっぴー』な社会を作るために地道に頑張っていきたいと思います」

 暗いニュースの多い昨今だが、さまざまなジャンルでの発信を続けていく小島さんの活躍に注目していきたい。

<取材・文/白鳥純一 撮影/軍記ひろし>

エンタメ関係のイベントプロデューサーを経て、ライターとしての活動を開始。 編集業務のほか各企業のメディア運営などに携わる

おっぱっぴー小学校 算数ドリル

おっぱっぴー小学校 算数ドリル

YouTubeチャンネル、小島よしおのおっぱっぴー小学校がドリルに!

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