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「君さぁ〜」取引先の横柄な態度にキレた。通話録音で“仕返し”した方法

学び

 自分の会社がどんな大企業でも、商品やサービスを売る立場であれば、相手は大切な顧客です。これは新人でもわかるはずですが、なかには「自分たちのほうが偉い!」と勘違いしてしまう者もいるようです。

握手

※画像はイメージです(以下、同じ)

舐めた態度を取り続ける担当者

「その話で思い出すのは、ウチがよく商品を購入していた住宅資材メーカーのアラフォー担当者。私は童顔で実年齢より若く見られることが多く、入社1~2年目の新入社員だと勘違いしたのかもしれません。

 常に上から目線というか、少なくともお得意様に対する態度ではまったくなかったですね。なにせ私のことを『君さぁ~』と呼ぶくらいですから」

 問題の担当者についてそう語るのは、住宅内装会社に勤務する津永正之さん(仮名・30歳)。職業柄、社外の人間と会うことも連絡を取る機会も多いそうですが、ここまでひどい対応をされた経験はなかったといいます。

上司とは違う対応をされていた

倍返し

「上司には報告していましたが、『そんな感じの人には見えなかったけど』って。これで相手を見て態度を変えていたことが明らかになり、しかも私は格下認定されていた(苦笑)。めちゃくちゃ腹が立ちましたが、まともに付き合ってもバカを見るだけじゃないですか。それで仕事と割り切って大人の対応に徹しようと思ったんです」

 ところが、この担当者は仕事ぶりにも問題がありました。あるとき、頼んでいた資材が注文した数よりも明らかに少なく、電話で事情を説明するとまったく悪びれる様子もなく「足りない分は追加で送るから」と言ってきたのです。

「彼のミスなのかほかの人間のミスなのかはわかりません。でも発注した数と納品数が合わないわけですから、お詫びの言葉があって然るべきじゃないですか。それを何事もなかったように処理しようとしたその態度をさすがに許すことはできませんでした」

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