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サウナブームで“酒離れ”した20代男女。流れる汗に、まさかのホンネ

「最近の若者は飲み会に誘っても来ない」なんて言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

飲み会

※画像はイメージです(以下、同じ)

 2019年2月に旅行会社エアトリが発表した「平成の〇〇離れランキング」では、タバコ、新聞、ギャンブルなどに続き、「お酒」は第10位ランクインしていました。

 その背景には「あるブーム」があるそうです。今回は「お酒をほとんど飲まなくなった」という会社員の野中樹さん(仮名・27歳)に話を聞いてみました。

酒離れのきっかけは「サウナ」

「大学生のときは、毎日のように飲み会をしていました。社会人になっても上司の誘いで週2、3回は飲み会。休日も家で1人で飲むくらい、お酒が好きでした。そんな僕がお酒をやめたきっかけがサウナです」

 サウナは地元の先輩から手ほどきを受けたといいます。

「先輩に『週1回、サウナで汗を流して飲むビールが最高なんだ』と言われたんです。年末で飲み会続きだったから頭痛もひどくて。ほとんど行ったことないし、サウナでアルコールを抜くのもアリなのかなと思いました」

 野中さんのサウナ初体験。最初は熱すぎて長時間入れなかったそうですが、ロウリュサービスに衝撃を受けたそうです。(※ロウリュ…サウナストーンにアロマ水などをかけて熱い水蒸気を発生させ、発汗を促す)

「一気に汗が吹き出して、その瞬間ボーッとしていたのがすっきりして、経験したことがないくらい頭が冴えてきたんです。先輩いわく、その状態が“ととのう”というらしく、それ以来すっかり魅力にハマっちゃっいました」

 サウナ後のビールも最高に美味しかったそうですが、なぜお酒離れに繋がったのでしょうか?

流れる汗を見て「酒がもったいない!」

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「行きはじめた頃は、飲みすぎたなと感じるたびにサウナに行く……というのを繰り返していたんです。サウナ後に頭がクリアになるのが爽快で、翌日は仕事もはかどるんです。

 でも、ある日ダラダラと流れていく汗を見て『酒を飲みまくっても結局、こうやって流れてしまっては意味がないのでは?』と思ったんです」

 ちょうどその頃、仕事で大きい契約も入っていたという野中さん。「せっかくサウナで頭が冴えたのに、また酒でボーッとしてしまうのはもったいない」と、それ以来、飲酒を控えます。

「今は飲んでも週に1回、家でビールを1本飲む程度。上司には『付き合いが悪くなった』と言われますが、なんだかお酒も弱くなってしまって、飲み会に行ってもすぐ眠くなっちゃうんですよね。なので、最近は誰にも誘われなくなりました(笑)」

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