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世界7か国の指導者、支持率を比較。安倍晋三とトランプ、人気なのは?

ビジネス

 民間調査会社である韓国ギャラップが5月4日に発表した世論調査で、韓国の文在寅大統領の支持率が83%と、驚きの高支持率になったことが判明しました。

 6月12日にドナルド・トランプ大統領と、北朝鮮のリーダー金正恩の米朝首脳会談を控えています。今後の世界情勢をざっくり把握しておくためにも各国のリーダーたちの支持率とその背景を調べてみました

■No.1: 文在寅(韓国大統領)支持率は80%超

文在寅

文在寅 photo by Korea.net CC BY 2.0

 まずは83%とかなり高い支持率を誇る、韓国の文在寅大統領

 世代別に見ると、50代以下ではいずれも支持率80%を超え、若い世代含め、まんべんなく人気を得ています。

 支持する理由は「南北首脳会談」との回答が35%ともっとも多く、「北朝鮮との対話再開」が14%、「対北政策・安全保障」が9%と続いています。

 南北会談については88%が「うまくいった」と回答しており、南北会談が支持率アップの主な要因となっています。

■No.2: マクロン(仏大統領)期待はずれの下落幅

エマニュエル・マクロン

エマニュエル・マクロン photo by CarolRobert

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は5月で就任1周年です。

 調査会社カンタルTNSによると、今年4月のマクロン氏の支持率は40%でした。しかし、就任直後の昨年6月に57%だったのを考えると、大きく下落しています。

 国鉄職員の既得権益にメスを入れるなど、大胆な政治改革には賛否両論あり、富裕層と労働者層の間で支持層が分かれています。

 支持率40%というと低く感じられるかもしれませんが、就任1年での支持率としてはオランド前大統領(27%)やサルコジ元大統領(37%)を上回っているため、国民からの支持は比較的得られていると見てよさそうです。

■No.3: トランプ(米大統領)ノーベル平和賞も?

ドナルド・トランプ

ドナルド・トランプ photo by Lightpainter

 エルサレムへのアメリカ領事館移転や、米朝首脳会談のキャンセルなど、世界中に混乱をもたらしているアメリカのドナルド・トランプ大統領

 しかし、支持率は上昇しています。ABCニュースと「ワシントン・ポスト」(WP)紙による最新の調査では、トランプ氏の支持率は40%、不支持率は56%でした。特に経済分野では、仕事ぶりを評価する人が46%と、評価しないと答えた48%に肉薄しています。

 ただ、NBCニュースと「ウォールストリート・ジャーナル」(WSJ)紙の調査では、トランプ氏の共和党に対し、野党である民主党が多数党になることを望む人が47%と、共和党支配の継続を望む40%を上回りました。

 今後、史上初の米朝首脳会談が成功したら、本当にノーベル平和賞受賞も実現するかもしれません。

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