bizSPA!フレッシュ

バンカーショットで距離を出すには?「入射角の違い」がポイント/三觜喜一

暮らし

砂を厚く取って、飛距離を抑える

誰も知らなかったゴルフの真実

 スイングで大事なのは、バックスイング「3」に対してフォローが「1」くらいの割合で打つこと。こうすることでヘッドの軌道がダウンブローになり、砂が厚く取れてボールが飛びすぎない。フェースが開いていることも相まって、振っても高く上がるだけです。

 いわば、バンカーからの距離の打ち分けは「入射角の違い」を出すことです。入射角が緩やかならば飛ぶし、鋭角ならば飛ばない。上から思い切りドーンと打つと、普通はヘッドの落下スピードを使えるのでボールを飛ばせますが、バンカーでは砂が多く取れて飛ばなくなる。また、飛ばしたくないときほどフェースを開きつつボールから離れることが大切です。

 ピンが近い状況では、ボールから離れて砂を厚く取る。まずはこの原理を覚えておきましょう!

【Lesson62 結論】
ピンが近い状況では、ボールから離れて立って砂を厚く取る

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

即実践できるドリルBOOK付き 誰も知らなかったゴルフの教科書

YouTubeチャンネル登録者数40万人「MITSUHASHITV」が大人気のティーチングプロ、三觜喜一の集大成

12

おすすめ記事