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<漫画>教師と生徒の切ない“裸の関係”。数十年かけた漫画が生まれたワケ

暮らし

いつかは漫画家一本で

推しの肌が荒れた

『推しの肌が荒れた』 (C)もぐこん/新潮社

――今も別のお仕事をしながら活動されているんですよね。

もぐこん:はい、今も二足のわらじでやっています。いつかは漫画家一本でやっていきたいなという気持ちはありますね。長期連載もしてみたいですが、絵柄的にも描くのに時間がかかるタイプなので、そこが課題です。

――同じ職場の方は、活動についてご存じですか?

もぐこん:公表しているわけではないのですが、一部の人には話しています。長く続けていることを知ってくれている人も多いので、単行本が決まったときは「おめでとう」と祝福してくれました。

自分なりの男女の「心のやりとり」を

もぐこん

もぐこんさん

――続けるって、いちばん大変ですよね。

もぐこん:いちばん大変だけど、いちばん大事だなって思いますね。今こうして本を出すことができているのは、描き続けたからだと思うので。

――最後に、次回作のイメージがあれば教えてください。

もぐこん:意図したわけではないですが、これまでは女性同士の物語が多かったので、男の子と女の子の「心のやりとり」を描きたいなと思って考えはじめています。これが恋愛になるかはわからないですが、ちょっとアトピーからは離れて、自分なりの「王道の漫画」になるのかもしれません。

<取材・文/Marino>

【もぐこん】
漫画家。大学時代から漫画を描き始め、初の単行本『推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~』が発売中。表題作ほか群れからはぐれた人々が描かれた渾身の4作品を収録

推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~

推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~

1枚の絵をきっかけに運命が変わった二人の少女の物語「推しの肌が荒れた」など、発表するごとに話題となった作品を厳選収録

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