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牛丼御三家の「うなぎ」メニューを徹底比較!最も満足度が高かったのは

暮らし

ふっくら柔らか食感の松屋

うなぎ食べ比べ

 3者の中で私が最も気に入ったのが、松屋でした。理由はうなぎの上品な仕上がり感やふっくら柔らか食感にあり。

うなぎ食べ比べ

松屋「うな丼」880円 、お新香、タレ付き

 うなぎの重量においては吉野家に大差があるものの、おいしいうなぎを探すとなると迷わず松屋だなと思いました。また、タレは別添も付いていて、味を調整して味わうことができるようになっています。

 全体的にあっさりしていてうなぎ自体に臭みがなく、次回はダブルにしようとリピート欲も芽生えるほど素直においしくいただきました。容器は牛めしと同様なので、カジュアルに感じてしまう可能性はありますが、ここは好みの問題かもしれません。

【松屋 サイズ情報】
うなぎ:タテ8センチ、ヨコ7センチ、79グラム
ごはん:248グラム

ボリューム感は吉野家の圧勝

うなぎ食べ比べ

 うなぎのボリューム感で圧勝だったのが、吉野家。とにかくうなぎが厚くて大きくて感動します。

うなぎ食べ比べ

吉野家「鰻重 一枚盛」1097円

 値段は2者に比べると高くはなりますが、コスパを考えれば吉野家の勝ち(うなぎ重量はすき家の1.6倍、価格は1.3倍)と言えます。厚みもしっかりあるので、とにかくがっつり食べたい人には断然オススメです。

うなぎ食べ比べ

 また、うなぎ自体はしっかりした弾力もあり力強さを楽しめるでしょう。総合的に判定すると、吉野家に一票という人が最も多そうな予感がしました。ちなみに7歳の我が子も吉野家派でした。

【吉野家 サイズ情報】
うなぎ:タテ10センチ、ヨコ10センチ、113グラム
ごはん:256グラム

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 まとめとしては、安く食べたい、お重が好き、しっかり味が好みならすき家。ふっくら上品な味わいがお好みなら松屋。がっつりボリューム重視派なら吉野家でした。いずれの商品も期間限定販売になると思われます。さあ、みなさんはどれを選びますか?

<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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