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マッチングアプリに「ほとんど依存症」だった28歳男性の末路

コラム

 外出自粛の影響もあり、やむを得ず自宅で過ごす時間が増えている人も多いのではないでしょうか。暇を持て余して新しい趣味を始める人も多いと思いますが、慣れないゆえに大きな失敗を招いてしまうこともあるようで……。

自粛 退屈

画像はイメージです(以下同じ)

退屈な日々の中でマッチングアプリを始める

 都内で医薬品の販売会社に勤める竹田祐樹さん(仮名・28歳)は、普段から病院に出入りする仕事ということもあり、会社から強く外出自粛命令が出ていました。そのため、自宅で過ごす時間が大幅に増えたそうです。

「コロナ以前は毎晩のように飲みに行き、週末は地方に旅行に行くことも多かったです。最近では時間もお金も持て余すような状況でしたね。仕事に打ち込んでいたので、2年ほど彼女はいません。何度か参加したオンライン合コンにはハマれず、日々の生活が退屈の一言でした。そんな時、テレビのバラエティ番組でマッチングアプリについて特集をしていたんです

 仲の良い同僚がアプリを利用していたこともあって、どんなものか概要は知っていたそうでしたが、実際に使ってみるのは初めてでした。

「登録が面倒で手を出していなかったのですが、あまりにもやることがなかったため、思い切ってダウンロードしてみました。そうしたら意外と簡単にマッチングでき、なおかつその相手とのメッセージのやり取りも楽しくて、思いの外ハマってしまって」

3つのマッチングアプリに入会

スマホ 男性

 普段の竹田さんは筆無精で、LINEを既読スルーすることも多々あったそうです。が、なにぶん時間がたっぷりとあったため、相手が気持ちよくなるような文面をフォーマット化し、とにかく即レスを心がけるようになったとのこと。

「結局、3つのマッチングアプリに入会しました。さすがに3つ登録してると毎日多くの人と新しく出会えるので、仕事中以外はずっとマッチングアプリを触っていました。ほとんど依存症でした(笑)。それで、結局、アプリを始めた初期に仲良くなった女性と何度かあったのちに付き合うことになりました」

 これで一件落着……とはいかず、「やり取りしてた人たちを急に断ち切るのがもったいない」と思ってしまい、彼女と出会ったアプリのみ退会したんだとか。気持ちは分かりますが、それは少し心配な状況。案の定、この曖昧な態度がトラブルを引き起こします。

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