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男性でも日焼け止め必須。メンズスキンケアのプロに聞く、イチオシは?

暮らし

 10代・20代前半の男性が、化粧水や乳液などを使ったスキンケアを日常的に行うことが増えている。コスメやスキンケア、脱毛、ホワイトニングなど幅広い美容情報を発信しているビヨケンさん(39歳)

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美容系YouTuberとしても活躍するビヨケンさん

「2020年はメンズ美容元年」であり、数年内にメンズ美容は普及する可能性が高いという。そこで、まだ美容の知識と経験が少ない男性がまず始めるべきスキンケア。中でも「日焼け止め」の方法とおすすめグッズについて聞いた。

早めのスキンケアで数十万円の「節約」に

 熱いシャワーを顔にかける。手のひらで顔を擦って洗顔する。このような間違った方法を続けていると、年齢を重ねると肌の状態が悪化してしまう。

「気付いたときには治すのに数十万円も必要になるケースもあります。例えば、シミやホクロを取るレーザー治療は、1回で数万円かかります。さらに定期的な治療が必要なので、年間10万円以上の出費は覚悟しなければなりません。私も30代後半でYouTubeチャンネルを開設し、いろいろと肌のメンテナンスを行っていますが、『もっと早くスキンケアしておけば、もっと安くすんだのに』と後悔しています」

 ビヨケンさんのチャンネル登録者のうち、約7割が若年層だそうだ。

「彼らが社会人になればメンズコスメやスキンケアが普及すると肌のきれいな男性が一般的になり、そうでない人は“マナー違反”になる時代がくるかもしれない。そんなときに、なるべく安くきれいな肌を取り戻せるように、早めにスキンケアを始めて損はないです」

始めるなら、まずは「日焼け止め」

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 スキンケアが重要なのは頭で分かっていても、なかなか始められないという人は少なくないのではないだろうか。ビヨケンさんによれば「そんな人は日焼け止めから始めるといい」という。

「乾燥や皮脂よりも、肌にとって脅威なのは『紫外線』です。ホクロやシミ、たるみなど肌のトラブルの大部分の原因になるので、日焼け止めを使ってそれを防ぐだけでも立派なスキンケアです。まったくの初心者の方は、日焼け止めを入り口としてさらに美容に興味を持てたら化粧水や乳液も抵抗なく始められると思います」

 日焼け止めは基本的に365日使うのが基本で、事務職やエンジニアなど仕事中はオフィスから出ない人も必要だという。

「通勤時間だけでも肌はダメージを受けますし、屋内にいても紫外線は窓を通過するので日焼け止めは必須。コロナによるテレワークであっても、カーテンを閉めっぱなしな環境で働く人以外は基本的に日焼け止めを塗ることをおすすめします」

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