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男の日焼け止め不要説が「百害あって一利なし」と断言できる理由

 夏といえばさんさんと降り注ぐ太陽。女性なら、紫外線が怖くて、とても日焼け止めなしでは生活できないものだが、むしろ日焼けは健康的で良しとする男性も少なくないのではないだろうか。

強い日差し

画像はイメージです

 そういった男性に向け、「日光は百害あって、一利なしです。男性も日焼け止めをしっかり塗ってください」と警笛を鳴らすのが美容皮膚科医の蘇原しのぶ先生。実は紫外線はシミやシワなどの老化リスクだけでなく、あらゆる病気リスクもあり、免疫力が下がるのだという。今回は「男性が日焼け止めを使うべき理由」についてしのぶ先生に聞いた。

日焼け止めを使う男性は半数以下

 2020年6月、東京ガス都市生活研究所が実施した男性の外見に関するアンケート調査結果では、55.2%と約半数の男性が日焼け止めを「まったく塗っていない」と回答した

 近年、シミやシワなどを防ぐために、男性でも日焼け止めを普段から塗る流れがあるが、現状としてはそれほど多数派とは言えない。おそらく、男性読者の大半が、「そもそも男が日焼け止めを塗る必要ってあるの?」と感じているはずだ。

 確かに男性はおじいちゃんになったときに、シミやシワができてもそれほど支障をきたさないと感じるかもしれない。

「医者として、日焼け止めを塗ることは100%必要だと断言します。日光は百害あって一利なしです。男性は日焼け止め塗る習慣そのものがないので、習慣をつけなくてはいけません」(蘇原しのぶ先生、以下同)

病気や免疫力を下げる紫外線のリスク

蘇原しのぶ先生

蘇原しのぶ先生

「現代はオゾン層が破壊されて紫外線が強くなっていますし、都会は植物が少なく、日差しを遮ってくれるものがありません。またビルに囲まれた場所においては、ビル壁やアスファルトに反射して、紫外線を浴びる量が何十倍にもなってしまいます。

 日光に含まれる紫外線は、シミ(老人性色素斑)や肝斑(かんぱん)、そばかすなどの原因になるだけでなく、皮膚が黒くなったり、厚くなったりするほか、皮膚が岩のようになる脂漏性角化症や、有棘(ゆうきょく)細胞がん、基底細胞がんなどのリスクがあります。

 さらに、免疫力が低下します。例えばサーフィンをしてたくさん日光を浴びると普通より疲れを感じやすいといわれますが、それは日光によって疲労やストレスが進むからで、免疫力も下がるのです

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