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北原里英、ホラーは好きだけど「本気で怖くなる」話とは…

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 AKB48グループのメンバーとして活動し、昨年の4月末日をもって同グループを卒業して、現在は女優としてまい進中の北原里英さん(27)。卒業後、初となる主演ホラー映画『映画 としまえん』が公開中です。

北原里英

北原里英さん

 遊園地のとしまえんを舞台に高校時代からの仲良しグループが怪現象に巻き込まれるホラー作品に挑んだ北原さんに、作品にまつわる話題はもちろん、卒業してからの自身の変化などを聞きました。

「AKB48のメンバーと遊びに行きました」

――ホラー作品はドラマで経験済みかと思いますが、今回は映画で主演です。

北原里英(以下、北原):もともとホラー映画は好きですし、『劇場霊からの招待状』をやったときに監督さんがすごく褒めてくださったんです。私は目も丸いですし、もしかしたらホラーは向いているのかもしれないと思って。みなさんにもそう思ってもらえるように頑張ろうと思いました。

――としまえんのもともとの印象は?

北原:以前、プライベートでAKB48のメンバー4人で遊びに行って、とても楽しかった思い出があります。空中ブランコに乗ったんですけど、結構怖くて、乗り終わったあとに一緒に行った横山由依ちゃんの髪型が、風でスネ夫みたいになっていたのをすごく覚えています(笑)。遊園地の規模としてもなんだかちょうどいいですし。ものすごく混んでいるわけでも空いているわけでもなく、ちょうどいい感じの遊園地かなと思います。

――今回の作品では、としまえんの呪いがテーマですが、その中で展開する女子グループ特有の関係性も怖いです。北原さんはアイドルグループにいたこともあり、女子グループには詳しいですよね。

北原:“女子あるある”みたいな話が結構描かれていると思います。立場は人それぞれですが、誰でも一度は心当たりがあるような出来事かなと思います。私自身はあの6人のなかでは自分が演じた早希に一番近いので、すんなりと気持ちが分かりました。

――優等生に見えるとか?

北原:あと、どっちつかずになってしまうところですね。八方美人タイプなので。そこはすごく共感できました。大人になったらああいう出来事はもう起きないと思いますが、彼女たちは高校生なので、あんなふうになるのも分からなくないです。

きたりえが怖い都市伝説は「Siri系」

としまえん

『映画 としまえん』©2019 東映ビデオ

――本作ではホラー映画撮影ならではの出来事とかはありましたか? お祓いをしてから撮影に入ったとか。

北原:撮影中に起こった怖い出来事とかは一切ありませんでした、残念ながら(笑)。東映の本社でお祓いをやらせていただいたんですけど、一番お祓いをしないといけない、高校時代に行方不明になった由香役の小宮有紗ちゃんがお仕事で出られなかったんです。みんなで「彼女が一番、お祓いしなきゃだめでしょ!」ってツッコんでいました(笑)。

――もともとホラー映画が好きとのことですが、どんなところが好きなんでしょうか。

北原:イベント的な要素として好きなんだと思います。特に夏の夜にお泊り会をしたときにみんなで観るホラー映画が大好きです。以前、AKB48の地方から上京してきたメンバー数名と一緒に住んでいたとき、指原(莉乃)や、大家しいちゃん(志津香)たちと、近所で『ほんとにあった! 呪いのビデオ』を借りて観ていました。

――いま気になっている都市伝説はありますか?

北原:Siri系の都市伝説が怖いです。いつか絶対に人工知能(AI)と人間が衝突すると思っていて、それが本当に怖くて。AIに限らず、「ロボットがここまで進化しました!」みたいなニュースを見ると、「あのロボットが反逆の意思を持ったらきっと人間は勝てないよ!」と思って、本気で怖くなります。だから、街中でペッパーくんに会ったときは、嫌われないように優しくしています。

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