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「やりたいことが見つからない」を解決する、たったひとつの考え方

学び

 入社式も終わって1か月。配属先が決まって、環境がガラッと変わったという方が多くなるこの時期は、内定がないまま学校を卒業してしまったという既卒の方からのキャリア相談も多いです。

ビジネス

※画像はイメージです

 私はUZUZに入社してから、キャリアカウンセラーやカスタマーサポートとして既卒や第二新卒の方のキャリアに対する悩みを毎日耳にしてきました。私自身も、既卒としての就活を経験したため、かつてのやりたいことが見つからずに焦っていた自分と重なり、親近感を覚えます。

 この時期には、「やりたいこと」がわからないことで悩んでいる方が多いため、そういった方に向けて私のエピソードを交えながら悩みを解消できればと思います。

「やりたいことがない」私が入社を決めた理由

 学生時代の私は、将来について全く考えておらず、「やりたいこと」がないまま、進路を決めることなく卒業。既卒として就職活動を行い、2013年に当時4人しかいない創業間もないベンチャー企業UZUZへ入社しました。

 入社後はキャリアカウンセラーを経験し、その後はカスタマーサポート兼広報を担当。2018年6月から夫の転勤の関係でニューヨークに住むことになり、現在はリモートワークという形で働いています。

 当時、UZUZに入社を決めた理由は「なんか楽しそうだったから」。そんな軽いノリで入社しましたが、6年間在籍し、広報業務の立ち上げなどさまざまなことを経験していくなかで、仕事がどんどん楽しくなっていきました。

 ただ、今でこそ前向きな気持ちで働けていますが、学生時代は「やりたいことがない」ということにひたすら焦り、絶望を感じていました。

将来のことも考えられていなかった学生時代

東京 通勤風景

 私の学生時代は、アルバイト、サークル、飲み会、たまに授業とひたすらに遊び呆ける毎日でした。1年生の前期は4単位、通年でも21単位(20単位以下で親呼び出し)というなめくさった成績で、気づけばあっという間に就職活動の時期。

 将来どういったキャリアを歩むかも思い浮かばず……かといって、進路を決めるための具体的な行動は一切しないまま、いつの間にか進路を決めた友人たちに取り残されていきました。

 とりあえず授業の合間に就活らしきものを始めてみるものの、「やりたいことがない」ため、どの仕事を見ても判断基準がなく、卒業のため単位取得を優先することを言い訳に、就職活動を放棄していました。

 卒業単位ぴったりを取得し、何とか滑り込みで卒業はできましたが、その先は完全に白紙。会う人、会う人に「就職先決まった?」「卒業後どうするの?」と聞かれますが、お先は真っ暗。入社式を控えた周囲の友人の話を聞き、今さら募る焦燥感と、先が全く見えない絶望感は、今、思い出しても本当に冷や汗ものです。

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