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松屋の「ビーフストロガノフ」が傑作!プラス80円で“新しい食べ物”に

暮らし

ルウに“あるトッピング”で新しい食べ物になった

 さあ次に、追加のトッピングを考えてみたところ、ソーセージ半熟玉子(150円)やたっぷりチーズ(180円)が王道でした

 あえて要望点を見つけてみたところ、チーズが熱々の状態でとろけていると、なお良さそう。他にも旨味のあるサイドアイテムを選べばハズレはなく、少々冒険できるのであればキムチや納豆あたりも意外性のある組み合わせとしてオススメです

カットステーキのビーフストロガノフ

ごはんと共に追加トッピング3種を乗せた状態。テイクアウトの場合、チーズをのせてから温め直し、最後に半熟玉子を乗せると完璧です

洋食屋で食べるビーフストロガノフとは別モノ

 トッピングを1つに絞るとすれば、迷わず半熟玉子(80円)。ルウの器にごはんと半熟玉子を乗せて全体をよく混ぜてみたところ、この上なくまろやかで旨味のある状態になりました。これぞ、“とろける洋風リゾット”といっても過言ではなく、是非ともお試しいただきたい食べ方なのです。

カットステーキのビーフストロガノフ

ごはんと半熟玉子を乗せて全体をまぜてみたら、これまで味わったことのないようなリゾット的ごちそうに変身しました

 とにかく1口1口が濃厚でありながらとろけるような味わいと口あたりは、至福の連続。この巧みなおいしさは、松屋の牛めしがベースにあるからこそ実現することなのかもしれません。洋食屋で食べるビーフストロガノフとは別モノであり、松屋ならではの傑作メニューとして記憶に残るほど、確かな独創性を感じることができました

カットステーキのビーフストロガノフ

一口一口がとろける旨さで、無言で食べ続けてしまいます

 これはリピート必至の予感。次回はテイクアウトをして温め直しの喜びを楽しんでみようと思います。

<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

【商品概要】
商品名:カットステーキのビーフストロガノフ 850円(税込)
※単品購入、テイクアウトが可能。
販売期間:2022年12月20日(火)午前10時 ~
対象店舗:一部店舗を除く全国の松屋

※上記金額にサービス料6%が追加。
販売期間:2022年11月28日(月)~2023年1月15日(日)

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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