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ラーメン、牛丼、パン…「不健康な食生活」でもやせられるコツ。管理栄養士が教える

暮らし

 ダイエットといえば食事制限はつきもの。しかし偏った栄養バランスや食生活を続けることは体にもよくありません。

 ストレスをためずに結果が出る食べ方を提案した『続食べ ~結果が出る食べ方がカンタンに続く方法』(かんき出版)を6月に出版した食べ方の専門家・岸村康代さん

岸村康代

食べ方の専門家・岸村康代さん

 1万人以上の食べ方の指導をしながら、不健康な食事を改善させ、合計10トンの脂肪を落としてきました。管理栄養士としてテレビ番組に出演するなどメディアでも活躍中の岸村さんに「食べ方」をテーマに大好きなものを太らずに食べ続けるコツをお聞きしました。

ラーメンを食べても太らない食べ方

―――著書は「ラーメンは食べ方次第でバランス栄養食になる」など、気になるコンテンツが満載ですね。出版のきっかけを教えてください。

岸村康代(以下、岸村):カウンセリングをしながら「食べ方」について培ってきた自分の経験や思考がより深くなってきたからです。「食べ方」をテーマにした集大成のような本を出版したいと考え、昨年の6月から約1年をかけて執筆しました。おかげさまで「〇〇kgやせました!」とか「スーツのボタンが閉まるようになりました」など効果がすぐに表れたという反響をいただき、嬉しく思っています。

―――特に読者が気になるのは「ラーメンを食べても太らない食べ方」ではないでしょうか。

岸村:ラーメンは糖質も脂質も塩分も多く、食べ方を間違えるとメタボ食といっても過言ではありません。でもラーメンも食べ方によっては大丈夫といえます。まず同じラーメンでも、とんこつラーメンと醤油ラーメンとではカロリーが異なります。醤油ラーメンはとんこつラーメンに比べて脂質が少ないため、とんこつラーメンよりもカロリーが低いです。また最近はカロリーが高い麺を気にする人を対象に「麺少なめ」を選べるお店も増えました。

いきなり麺を食べ、汁をすするのはNG

ラーメン

※画像はイメージです(以下同じ)

―――太りにくくなるラーメンの食べ方のコツはなんでしょう。

岸村:ラーメンは汁も美味しいのでつい全部飲み干してしまいたくなりますが、腹八分目の目安で汁を残せば塩分も約半分以下に減らすことができますね。次に食べ方についてです。バランスを整える食べ方は醤油ラーメンにメンマや卵、ネギたっぷり、ホウレンソウや海苔があるとなおよいでしょう。

 いきなり麺を食べ、汁をすするのではなく、まずメンマや卵などの食物繊維やたんぱく質食品から先に食べることで、血糖値が急激に上がるのを防止することができます。それから高カロリーのラーメンは夜よりもエネルギー消費の高い昼間に食べることをお勧めします。

続食べ ~結果が出る食べ方がカンタンに続く方法

続食べ ~結果が出る食べ方がカンタンに続く方法

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