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ゴルフのアプローチの成否は”スタンス幅”で決まる/三觜喜一

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 教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数40万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

Lesson54 成否は打つ前に決まる!状況別アドレスの極意

【前回を参照】⇒Lesson53

 アプローチで重要なのは“状況を読む力”。状況別の対処法を細かく見ていく前に、今回は大前提として知っておかなければならない、アプローチ時の“アドレスの約束事”について説明します

 まずはボールの位置。大きく分けて①真ん中②右足寄り③左足寄りの3パターンです

 ボールが沈んでいるなどライが悪いときや、低い球を打ちたいときは右足寄り、高い球を打ちたいときにはボールが左足寄りになるようアドレスします。前者は手が目標方向に出るハンドファースト、後者ではハンドレートの構えになりますよね。概ね打ちづらい悪いライでは右足寄りと覚えておくといいでしょう。

スタンス向きの通常はスクエアでOK

誰も知らなかったゴルフの真実

 ボールを両足の真ん中に置くアドレスでは、必要以上に手が目標方向に出ている人が多いので要注意。ザックリの原因になります。自分から見て、シャフトがほぼ真っすぐに見えるようセットアップするのがベストです。

 また、スタンス向きの基本はスクエア。フェースを開いて高い球を打つときなどはオープンにしますが、通常はスクエアでOKです。

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