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「面接を突破できる志望動機」の作り方。6000人指導でわかった評価を上げるコツ

学び

志望動機を準備しないのはもったいない

ビジネスイメージ―考えるビジネスマン

 でも、志望動機は、ほぼ例外なく問われます。採用企業からすると最も知りたい質問のひとつだからです。

 考えてみてください。入学試験は、どんな問題が出題されるかわかりません。そんななかで、その30%か40%の配点に相当するであろうかという問題が、事前に受験生に分かっているようものです

 試験対策上は、真っ先に取り組むのではないでしょうか。準備をおろそかにすることは、チャンスをやすやすと見過ごしていることになります。

「共感・合致・貢献(KGK理論)」で構成しよう

 では「具体的に何を語ればよいのか」と戸惑われるかと思います。志望動機を、以下の「共感・合致・貢献(KGK理論)」3つの構成で語りましょう。

1)経営者もしくは企業のこれまでの成長過程に共感した
2)それは、自分のこれまでのキャリアの特性や志向性に合致している
3)ゆえに、御社(求人企業)にて自分は大いに貢献できると確信した

 という3段論法のです。なかでもカギを握るのは、(1)です。人は誰でも、「自分に共感を持たれると喜ぶ」という心理があります。それを大いに活用するのです。まずは、求人企業の経営者のインタビューや経営者を取り上げた記事を探しましょう

 Webで見つからなければ、ある程度大きな図書館で業界誌などを検索すると雑誌の記事として見つかります。そこには、「如何に自分が苦労してこの会社を成長させたのか」「自分のこれまでの山あり谷ありの生い立ち」を語っているはずです。

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