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「面接を突破できる志望動機」の作り方。6000人指導でわかった評価を上げるコツ

学び

熱を込めれば第1印象が飛躍的に高まる

若手会社員

 また、面接官からすると、皆さんが前提として、採用企業や経営者を熱心に調べてくれていることも、高い評価に繋がります。それは、ひとえに「強い入社意欲を感じた。すぐに辞めることも無いだろう」との面接官の確信も得られます。

 応募者の多くは「御社の経営理念に賛同しました」「(御社の製品は)昔から愛用しています」などの、しょせん、ありきたりでおざなりな志望動機しか語ることができていません。そのような中で、面接の冒頭で面接官を圧倒するような志望動機を語ることができれば、皆さんの第1印象は飛躍的に高まります。

 仮に、その後の他の質問に対する回答で多少しくじったとしても、冒頭における高い第1印象の貯金により、競馬で言うところの先行逃げ切りとなるでしょう。「共感・合致・貢献」で構成された志望動機は、憧れの求人案件の採用を獲得するうえでの、大きな武器として皆さんの転職活動に役立つはずです。

<TEXT/組織づくりLABO代表 川野智己>

大正製薬、大手教育コンサル団体を経て、伊藤忠アカデミー教育Divマネジャー、大手人材紹介会社教育研修部長を歴任後、現在、組織づくりLABO代表として組織人材の教育研修に従事
Twitter:@TPFQ7EzbI0vprpB
note:川野智己@転職定着マイスター
WEBサイト:組織作りLABO
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