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「面接を突破できる志望動機」の作り方。6000人指導でわかった評価を上げるコツ

学び

ライバルと差がつく志望動機の完成

履歴書

 記事が見つからなければ、ホームページにおける企業の沿革や歴史と主要製品の開発過程を読み込み、いかに知恵を絞り、汗をかいて今の経営があるのかを理解しましょう。個人であっても企業体であっても、「共感して!」「褒めて!」と言わんばかりに語られていることが少なくないはず。

 これらの「共感・合致・貢献」の三構成により、皆さんしか語れない志望動機ができ上がります。例えば以下のようになります。

具体的な志望動機のサンプル

<御社のことをもっと知りたくて、わからないなりに御社を調べてみたのです。すると、若年層の人口減少で業界の市場規模が毎年〇%縮小しているとの厳しい現実を知りました。そこで、御社について驚いたことが書かれてありました。
 実は、業界紙の○○誌やwebメディアの○○における△△社長のお話を拝読しましたところ、いったんは経営危機に直面しながら、社会改革を断行され□□という画期的な仕組みを導入されたと仰っていたのです。実は、今回私が御社を希望しましたのはその点にあります。
 社長の成し遂げられた実績とはスケール面では比較にはならないと思いますが聞いてください。実は、私も社内の業務改善プロジェクトにてコスト削減に取り組み成果を出してまいりました。勤務先の経営が厳しい中で身を切る改革が必要だったからです。
 当初は反発を買いましたが、徐々に周囲の理解を得ながら、最終的には大きな成果を挙げることができたのです。諦めずに成果を挙げるという面では、共通しています。だからこそ私は御社にシンパシーを感じました。仮にご縁をいただければ、必ずや活躍し、成果を出す自信があります>

 この志望動機の中で、自身の実績もさりげなく伝えることができています。同時に、何よりも求人企業への熱い想いも語られています。

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