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焼肉ライク「自分専用サーバー席」がスゴい。“究極の一人焼き肉”を20代ライターが体験

暮らし

食べまくり、飲み続ける

 ほどなくして神戸牛、焼肉セット、ついでに頼んだおかわりのホルモン・キムチが来る。いろいろな肉が並んでいると嬉しい。

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焼肉セットについてくるキムチとおかわりキムチを頼んだので実は2段になっている

 さっそく、神戸牛を焼く。当たり前だがホルモンよりすぐ焼ける。意外と脂も控えめだった。胡椒しかかかっていないため、あっさりしていてうまい。初めてタレを使う。レモン汁をかける。ますます美味い。

 その後、カルビ・ハラミも食べる。こちらは醤油味でホルモンと同様に味が濃いめ。ご飯によく合う。ひと通り平らげたところで、残り時間20分ほど。あとはホルモンとキムチをつまみにビールを飲んで過ごした。

最大のメリットは“ノンストレスな提供スピード”

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焼いた神戸牛。少し焼きすぎた

 会計は2890円だった。内訳は下記のとおりだ。

ワンベロシート(60分飲み放題):550円
わんこホルモン(ホルモン・キムチ食べ放題):980円
匠カルビ&ハラミセット100g:810円
神戸牛:550円
――――――
合計:2890円

 最終的にはビールを10杯ほど飲み、ホルモンは5皿ほど食べただろうか。さらに神戸牛……。正直なところ少し苦しくなりながら帰路についたが、卓上サーバーの魅力は十分に体感することができた。

 まず大きかったのは、飲み放題に対してこれまでに感じていた不満が解消されたことだ。それは提供スピードの遅さ。飲み放題を勧めてくる店であればあるほど、お酒の注文量が多く、提供スピードも遅くなりがちだ。イライラとさせられるものだが、卓上サーバーであればその不満はまったくない

 自分の好きなタイミングで好きなだけ飲めること以上に、注文から提供までの無駄な時間がないことは大きなメリットに感じた。

 また、コロナ禍においては店員との接触回数が少なくなることも嬉しい点だろう。もちろんフードを注文した際には接触することとなるが、卓上サーバー設置店に魅力を感じる人にはおそらく酒好きが多いことを考えると、システムとニーズががっちりと噛み合っているように感じる。

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