「立憲民主党」新代表に迫られる厳しい決断。直後の有楽町には“意外な人物”が | bizSPA!フレッシュ

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「立憲民主党」新代表に迫られる厳しい決断。直後の有楽町には“意外な人物”が

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 2021年11月19日に告示された立憲民主党の代表選は、逢坂誠二議員・小川淳也議員・泉健太議員・西村智奈美議員(届出順)の4候補が立候補し、論戦が繰り広げられました。30日の臨時党大会で投開票され、泉健太候補が新代表に選出されました。

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党大会閉会後におこなわれた泉新代表の記者会見。共産党や連合に関する質問が多く飛んだ

 代表選の模様を首相官邸や政界の取材歴が10年超のフリーランスカメラマン小川裕夫(@ogawahiro)が、立憲民主党の代表選を解説します。

決選投票で泉健太候補が新代表に

 4候補による代表選は、マスコミの間でも予想が難しく、結果を見ても混戦だったことが窺えます。1回目の投票では逢坂誠二候補が148ポイント、小川淳也候補が133ポイント、泉健太候補が189ポイント、西村智奈美候補が102ポイントとなりました。過半数の票を得た候補が出なかったことから、逢坂誠二候補と泉健太候補による決選投票がおこなわれました。

 決選投票では、逢坂誠二候補が128ポイント、泉健太候補が205ポイントを獲得。この結果から、泉健太候補が立憲民主党の新代表に選出されました。今回の立憲民主党代表選は立候補した4候補の知名度が低かったことや4者が掲げる政策の違いに差が小さかったことなどから、事前には盛り上がらない代表選とも言われました。

 今年9月に実施された自民党の総裁選と比べれば、確かに立憲民主党の代表選の盛り上がりは欠けことは事実かもしれません。しかし、代表選を実施したことで新代表に選出された泉健太議員のみならず、立候補した逢坂誠二議員・小川淳也議員・西村智奈美議員は連日にわたってテレビの討論番組に呼ばれました。

4候補者の知名度を押し上げる機会になった

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立憲民主党代表選で決選投票まで残った逢坂誠二議員は代表代行に

 昨今、SNSの普及でテレビの影響力は低下していると言われます。政治の世界でも、インターネットをはじめとするSNSでの発信が重視される傾向にありますが、それでもテレビが絶大な力を持っていることは否定しようがありません。

 支持者に限定されたネット発信と比べて、テレビ番組では特に立憲民主党を支持していなくても自然と目に触れます。与党である自民党に比べて、露出の機会が少なかった野党の立憲民主党はどうしても知名度に劣ります。

 今回の代表選で4者の顔はお茶の間に流れ、広く名前を知られる機会になりました。政治家は政策や政治理念が重要ですが、それを知ってもらう最初の手段として知名度は重要です。代表選は、4候補者の知名度を押し上げる絶大な効果を発揮しました。

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