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「立憲民主党」新代表に迫られる厳しい決断。直後の有楽町には“意外な人物”が

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党員の無関心をどのように払拭するのか

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立憲民主党代表選では3位。泉新体制では政調会長への就任が決まった小川淳也議員

 今回の代表選は国会議員・来夏の参議院議員選挙の公認候補予定者・党員・協力党員・地方自治体議員も投票できる、いわゆるフルスペックの代表戦でした。

 立憲民主党の党員になるには、年4000円の党費を納めければなりません。党費を払ってまで投票権を得た立憲民主党の党員は約10万人。そのうち、代表選に投票をした党員は約46パーセントでした。自民党の総裁選では、約110万人の党員のうち約69%にあたる約72万人が投票をしています。

 こうした数字を見ると、党員間における代表選の関心はさほど高くなかったことが窺えます。泉新代表が取り組まなければならない党勢回復の初手は、党員の無関心をどのように払拭するのか?ということなのかもしれません

新代表選出2時間後に起きた“出来事”

 泉新代表が選出されてから約2時間後の東京・有楽町駅前で起きた出来事にも触れておきましょう。帰宅ラッシュが始まろうとする18時、代表選を終えたばかりの小川淳也議員が有楽町駅前に姿を現しています。

 代表選の期間中、小川議員は連日のように有楽町駅イトシア前に立ち、行き交う人たちに語りかけました。なぜ、有楽町駅だけなのか? 代表選では4候補が揃って行動をしなければなりません。

 そうしたスケジュールの都合があるので、遠くへ足を運べないという事情は理解できます。それでも新宿駅・渋谷駅・池袋駅・品川駅・上野駅など東京23区内には人が多く集まる駅が多くあります。

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