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“ちょんまげ社長”が切り込むノンアル市場「発酵ジンジャーエールを世界に」

ビジネス

地域の課題を解決させる仕組みづくりに

 周東さんは、見沼田んぼの再生、フードロス削減、着物の廃棄削減、障害者の勤労機会創出など、さまざまな課題解決に取り組んでいるが、そのバイタリティはどこから来るのだろうか。

「『GINGER SHOOT』が売れれば地域課題も少しづつ解決していく、という仕組みをつくっています。そのほうが、ただ製造・販売しているより有意義ですよね。というのも、クラウドファンディングで『見沼田んぼの休耕地再生』を掲げたら、たくさんの方に応援していただけて。『地域課題の解決』っていう付加価値に気づいたんです。ただの発酵ジンジャーエールならここまで売れなかったと思います」

「課題解決」ときくと大企業の取り組みと思われがちだが、個人や小さい会社でも一端は担えると話す。

「うちみたいな企業や個人が増えたら、農業の高齢化や地方の衰退、廃棄物の増加といった日本が抱える課題が減っていくと思うんです。できる限りの課題解決を盛り込みながら、それによってビジネスも加速させていく、というモデルケースになるのが目標です」

発酵ジンジャーエールをお酒の代わりに

周東孝一さん

代表取締役の周東は本物のちょんまげ

 見沼田んぼは江戸時代から葉生姜(谷中生姜)の栽培が有名で、当時は江戸でいちばん人気のお中元の品だったという。

「令和になった今、葉生姜をふんだんに使った発酵ジンジャーエールをお中元の品として復活できたら面白いなって。コロナ禍でなかなかお酒が楽しめないので、発酵ジンジャーエールをお酒のかわりに楽しんでもらえたら」

 発酵の過程で生まれた複雑な味わいと生姜による身体の温め効果は、お酒の代替品としても楽しめると話す。

今までの経験を活かしてノンアル業界・アルコール業界に一石を投じられる企業になっていきたいです。ノウハウを伝えたり、コラボ商品をつくったりすることで道が拓ける企業があるかもしれない」

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