コロナ太りのアラサー・70kg男がダイエットに挑戦。NG食材に早くも気が重い
ダイエットに重要な睡眠「7時間がマスト」
そして、「質の高い睡眠時間の確保」だが、意外にもダイエットをする上で重要な要素。なんでも睡眠不足はストレスホルモンのコルチゾール分泌量を高め、脂肪燃焼が妨げられてしまう。つまり、質の高い睡眠は脂肪燃焼促進に高い効果が期待できるので、なるべく毎日7時間は確保してほしいそうだ。
睡眠の質を計測できる「Sleep Cycle(スリープサイクル)」というアプリを利用し、毎日の結果をスクショで報告し、随時アドバイスをもらうことになった。昼夜が逆転しつつあり、慢性的な睡眠不足に悩む私にとって毎日一定の時間寝られるか若干心配ではある。
米、パン、麺、酒がNGに…
次に「PFCバランスのとれた食事」であるが、これは「P=たんぱく質」「F=脂質(脂肪)」「C=炭水化物」のこと。極端に糖質をカットするダイエット法もあるが、植田トレーナーはあくまでバランスを重要視。
1日にたんぱく質120グラム以上、脂質80グラム以下、炭水化物90グラム以下の範囲内(ちなみにカロリーは1500キロカロリー以内)を目安にすれば、比較的自由にメニューを選定できる。こちらも「カロミル」というアプリを使い、3食の内容を毎日報告する。
白米(茶碗1杯)の糖質は約53グラム、菓子パン1個で約40グラムなわけで、食べる際には前後の食事をかなり調整しなければならなくなる。つまり実質米、パン、麺類などいわゆる「主食」は封じられる。
一体何を食べて生活すれば良いのか皆目検討もつかないが、「食べても大丈夫リスト」をもらったので、これを参考にしていくしかない。それにしても夕食は基本サラダとプロテインが続くとも思うと若干気が重い。
また、食事に関連して飲酒も極力NGとなった。アルコールを摂取すると、睡眠にも悪影響を及ぼすし、肝臓の代謝もアルコールの分解に機能を割くので影響があるし、筋肉の分解も促進させるなど様々な負の効果が多いそうだ。
社会人となり早10年、365分の360日飲酒していた自分にとってはかなり厳しい生活になることが予想される。というのも夜型の不規則な生活が染み付いていたので、睡眠導入も兼ねての寝酒だったのだ。1年のうち何度か設ける休肝日はシラフのまま眠れないことがまま。うーむ、大丈夫かな……。