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酒豪プロレスラーが「気がついたら一升いってた」と語る、夏に飲みたい日本酒3本

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 いよいよ夏到来。例年にない猛暑が予想されるなか、賢者たちは夏に備えて何を買ったのか? 今回は家電や日用品のほか、コンカフェにVRまで、さまざまな“その道のプロ”に直撃! 果たして今夏のマストバイは?

日本酒

※イメージです

キリッと爽快な日本酒で猛暑にスリーカウント勝ち

 技の名前に「鬼殺し」など、酒の銘柄を取り入れるほど無類の酒好き、新日本プロレス所属のプロレスラー・矢野通氏@YTR_CHAOS)はこう語る。

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©新日本プロレス

「最近は家で飲む機会が増えたので、昔ほどバカみたいに飲まなくなりました。でもその分、舌に合うおいしい日本酒をしっかり選んで飲むようになりましたね」

 引退したら酒を飲みながら死にたいと豪語。そんな矢野氏がこの夏に向けて買った日本酒とは?

富久千代酒造さんの『鍋島純米吟醸 隠し酒』ですね。『裏鍋島』とも呼ばれるんですけど、その名の通りラベルが普通の鍋島と違って裏側になってる。いろんな純米吟醸のあらばしり(軽い部分)と攻め(重い部分)をミックスして造るお酒で、普通のお酒とは違った不思議な味わいが楽しめます。この間、キンキンに冷やして飲んだらうますぎて気がついたら一升いってました(笑)。入手困難なので特別なときにぴったりです」

VR

<限定モノ日本酒>
■ 富久千代酒造/純米吟醸 隠し酒【裏鍋島】実勢価格:7210円(税込み)

「巡業先で飲んだんですけどもう一回飲みたい。もったいないからラベルだけ持って帰ろうと思ってカリカリやってました(笑)」

女子ウケも狙えるおいしい日本酒

 限定モノ以外でも夏に合うおいしい日本酒を紹介してもらった。

秋田の浅舞酒造が出してる『夏田冬蔵』がおいしい。フルーティで甘みがあるんです。吟醸感というか、鼻に抜ける香りがたまらない。それで飲んだ後がスッキリしてる。女子ウケも狙えるお酒です(笑)。ちょうど7月くらいに出回る。まさに夏の日本酒です」

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<普段飲み用日本酒>
■浅舞酒造/夏田冬蔵(2200円)

「同じ名前でいくつか種類があり、どれもスッキリしてうまい。夏は田んぼ、冬は蔵で働く日本酒造りの仕事の工程が名前の由来とか」

■ 菊の里酒造/大那 特別純米 夏の酒 蛍(3080円)
「お米のうま味が感じられておいしい。大那は『進撃の巨人』とコラボもしているので、若い人でも親しみやすいお酒だと思います」

 この夏はテレビの前で日本酒を相棒にプロレス観戦に興じるべし。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【矢野 通】
新日本プロレス所属プロレスラー。1978年生まれ。団体きっての酒豪で知られる。新日本プロレスは7/25(日)に東京ドームにて「WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME」を開催予定

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