アップル、iOS15を発表。“6年前のiPhone”までサポート対象になった背景 | bizSPA!フレッシュ

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アップル、iOS15を発表。“6年前のiPhone”までサポート対象になった背景

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 Appleの開発者イベント「WWDC2021」で、2021年秋にリリースされる「iOS15」の概要が発表された。注目すべきは、アップデート対象となる機種に2015年9月発売のiPhone 6sと、2016年3月発売のiPhone SE(第1世代)も含まれていた点だ

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iOS15は、6月8日にWWDC 2021基調講演のなかで発表された(Apple公式YouTubeチャンネルより)

 なぜ、今回のアップデートでは6年前の端末が生き残れたのだろうか? その理由をひもとき、今後のOSアップデートでのサポートについて予測した。

iOS15はビデオ通話などが進化

 Appleは毎年6月に開催される開発者向けイベント「WWDC」で次期OSの概要を発表、同年秋の新作iPhone発売のタイミングで正式リリースしている。

 今回発表されたiOS 15は、ビデオ通話アプリ「FaceTime」が大きく進化。WindowsやAndroidのユーザーもブラウザ経由で通話に参加できるようになり、周囲の雑音と会話の音声を分離して雑音だけを抑える機能や、通話中の友達と音楽や映画を共有できる「SharePlay」機能も登場した。

 また、通知をまとめて受け取ることができる「通知要約」や、仕事に必要のないアプリを非表示にできる「集中モード」といった新機能も使えるようになる。さらに、Appleが力を入れるプライバシー保護に関する機能も強化されている。

 そして、このOSをサポートする端末には、2015年9月発売のiPhone 6s/6s Plusと、2016年3月発売のiPhone SE(第1世代)が含まれている。つまり、今年秋に新しいiPhoneが発売されても、6年前のiPhoneを買い換えずに使い続けることが可能ということだ。

「6年前の端末をサポート」は過去最長

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iOS 15サポート端末の一覧には、iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)の名前が(Apple公式サイトより)

 過去のiOSアップデートでは、2020年にリリースされたiOS 14および、2019年のiOS 13も「Phone 6s以降」をサポートの対象としていた。

 また、2018年のiOS 12と2017年のiOS 11は「iPhone 5s以降」、2016年の年のiOS 10は「iPhone 5以降」、2015年のiOS 9と2014年のiOS 8は「iPhone 4S以降」が対象だった。

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4〜5年前までの端末がサポート対象となるのが恒例だった(表は筆者作成)

 つまり、OS発表時点で「4〜5年前に発売された端末」までサポートするのが近年の傾向で、今回、6年前のiPhone 6sが対象となったのは過去最長ということになる。

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