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自動車ローンに落ちる人は年200万人も。カーリースは救世主になるか

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 都心部の交通網の発達だけを見れば「車とか別に要らない」と思えますが、これは都会に限っての話。交通手段に限りがある地方部では、やはり依然として自動車は生活インフラの必須アイテムです

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※画像はイメージです(以下同じ)

 しかし、金融系ベンチャーのグローバル・モビリティ・サービス社が発表した情報によると、自動車ローンの審査を通過できない人はなんと毎年約200万人以上もいるそうです。その理由は「シングルマザー」「新卒社会人」「数年前に自己破産した」など人によってさまざまですが、生活の足となる「マイカーを持てない」というのはある意味、死活問題でもあります。

 他方、近年話題となっているのがカーリース、カーシェアといった業態。従来のマイカー所有とは趣きが異なるものではありますが、前述のような「自動車ローン」に落ちた人にとって、こういった新業態は救世主になりうるのでしょうか。

 今回はこの疑問を探るべく、「おトクにマイカーカルモくん(以下、カルモくん)」というカーリース事業を行うナイル株式会社の担当者に、アレコレと直撃してみました。

ローンに落ちた人が、自動車を得る手段は?

 まず、従来のマイカーの所有の仕方と、カーリース・カーシェアといったサービスを介しての自動車利用の違いを聞きました。

「従来は、ローンを組む、現金で購入するなどで『自動車を所有する』のが一般的でした。一方、理由はさまざまだと思いますが、200万人もの人が自動車ローンの審査に落ちているのが現実です。

 では、こういったローンに落ちる人のうち、自動車がないと生活が成り立たない地方部の人がどうしていたかと言うと、限られた10万~20万円などの手持ちのお金で中古車を買うとか、親戚から譲ってもらうなどで、なんとかして移動手段を確保していたわけです。言い換えれば、『乗りたい車に乗れている』という人は実は限られた人だけとも言えます

 一方、我々もそうですが、近年話題のカーリース、カーシェアといった業態は簡単に言えば“所有”ではなく、“利用”するもの。ローンは『お金を借りて所有し、分割で支払っていく』ですが、リースは『使用料を払って乗る』ものです。ですので、リースはサブスクに近い感覚で、『購入する』『所有する』とは全く違うものです」(ナイル担当者、以下同じ)

カーリース、カーシェアの違いって?

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地方部での自動車は「生活の足」です

 もちろんカーリースでも審査はあります。ただ、自動車を「所有」するのとは違い、「利用」することになるため、その審査は格段に下がることは想像つきます。また、このことで「所有」では手が届かなかったグレードの高い自動車に乗ることもできるのだそうです。

 ところで、そもそもカーリースとカーシェアでは何が違うのでしょうか。

「カーシェアは、登録を行った会員同士で自動車を共同で使えるサービスです。『たまに自動車に乗りたい』『短時間だけ利用したい』といった特徴があり、特に都心部ではうってつけのサービスです。ただ、前述のような地方部では『1人1台』が基本ですから、カーシェアは向いていません。その点、カーリースはカーシェアよりも長期的に利用できるサービスです

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